FIFAワールドカップ2026。日本代表は、第2戦でチュニジア代表と対戦し、4対0で快勝した。ワールドカップの日本史上最速ゴールを決めたほか、日本史上最多得点など、記録ずくめの試合となった。
日本代表選手として初の快挙も
4対0で快勝した日本代表。ワールドカップにおいて1試合で4ゴールを挙げたのは、日本代表のワールドカップ1試合最多得点となる。
また、鎌田大地選手(29)が前半4分に決めた先制点だが、この「前半4分」というのが日本代表のワールドカップ史上最速のゴールとなった。
さらに、この試合で2ゴールの活躍をみせた上田綺世選手(27)。前半31分と後半38分にゴールを決めたが、ワールドカップで1人の選手が1試合に複数得点を記録するのは、日本代表選手として初めての快挙となる。
そして、後半24分には33歳の伊東純也選手がゴールを決めたが、このゴールはワールドカップでの日本代表として最年長ゴールとなり、3つの記録が打ち立てられた素晴らしい試合となった。
GS突破の条件は?
続いて、日本が入っているグループFの順位について。
日本は、1位のオランダと勝ち点と得失点差で並ぶも総得点の差で2位に。3位はスウェーデン、4位はチュニジアとなっている。
グループステージは、残すはスウェーデン戦のみ。日本の決勝トーナメントへの進出条件は次のようになっている。
決勝トーナメントには、グループステージで2位までのチームが出場できる。日本は次のスウェーデン戦で勝つか引き分けた場合は2位以上となり、決勝トーナメント進出が確定する。
仮に負けた場合、チュニジア対オランダの結果次第で2位か3位となる。
もし3位になった場合でも、決勝トーナメント進出の可能性は残されている。各グループ3位のうち、上位の8チームが決勝トーナメントへ進むことができる。
上田選手の背番号「18」秘話
そんなスウェーデン戦のカギを握るといわれているのが、チュニジア戦で2ゴール1アシストを決めたエース・上田綺世選手だが、背番号の「18」には強い思い入れがあるという。
上田選手は、サッカー界でストライカーの証ともいわれる背番号「9」を背負ってきていたが、去年10月に自ら希望して日本代表としての背番号を「18」に変更した。
この背番号「18」は、上田選手の父・晃さんが社会人リーグで背負っていた番号であり、上田選手にとっては憧れの番号でもあったという。
チュニジア戦でゴールを決めた直後も、「18」を誇らしげにアピールしていた。
試合後のインタビューで上田選手は「背番号18でワールドカップに出場し日本を背負うのは、僕にとって本当に特別な意味がある」と語っていた。
2戦目が“鬼門”と呼ばれるワケ
今回、日本が快勝したワールドカップの第2戦は長い間、日本代表にとって“鬼門”と呼ばれてきた。
過去7大会の日本代表のワールドカップの第2戦の成績は1勝3敗3分で、一度しか勝ったことがなかった。前回のカタール大会では初戦で強豪ドイツに2対1で勝利するも、第2戦ではコスタリカに敗戦している。
第2戦で日本代表が勝利したのは、2002年の日韓大会以来となった。
警戒すべき“柔”と“剛”のFW
日本がグループステージを自力で突破するには、次のスウェーデン戦で勝つか、引き分ける必要がある。対戦相手のスウェーデン代表とは、どのようなチームなのだろうか。
スウェーデン代表の愛称は「ブローグルト」。これはスウェーデン語で「青と黄色」という意味をもつ。FIFAランキングは、現在36位。日本は16位なので順位上は日本が上だが、1958年にはワールドカップで準優勝した実績を残している。
日本との対戦成績は、1勝2敗2分と日本は負け越している。
そんなスウェーデン代表で警戒しなければならない、それぞれタイプの違う2人のフォワードがいる。それが“剛”のギョケレシュ選手(28)と“柔”のイサク選手(26)だ。
“剛”のギョケレシュ選手の武器は圧倒的なフィジカル。自らボールを運び、局面を打開できる力は世界トップクラスだという。
そしてもう一人、“柔”のイサク選手は長身でありながら、卓越した足元の技術を持っている。決定力、スピード、技術のすべてを極めた万能型フォワードだという。
(2026年6月22日放送分より)
