年齢制限の壁を越えた遅咲きの新星・齊藤優希四段 「1%でも可能性があれば…」支えた“師匠の背中”

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 周囲も諦めムードが漂う中、ただ一人、決して彼を見限らなかったのが師匠の深浦康市九段(54)だ。小学生の時に札幌で出会い、当時脳内将棋を平手で指し切った才能に惚れ込んでいた深浦九段は、「この才能を埋もれさせたら師匠の資格はない。彼がプロになれなかったら今後自分は弟子をとるべきではない」と密かに強い覚悟を抱いていた。

 「普通の人なら投了してもおかしくない局面でも、1%でも可能性があれば粘る」。深浦九段が自らの対局で見せ続けた勝利への執着心は、愛弟子の心に深く刻み込まれていた。師匠の諦めない背中に感化された齊藤四段は、自らも泥臭く、より粘り強い将棋を指すようになっていったという。

 絶体絶命の状況をしのいだ齊藤四段は、次のリーグで13勝5敗、そして翌期には三段リーグ史上最高成績となる開幕17連勝で四段昇段を勝ち取った。「長く勉強してきた分が活きている。早めに四段になっていたらここまで活躍できなかったかもしれない」。恩師の背中を追って地獄から這い上がった新星は、揺るぎない自信を胸に大舞台へと挑む。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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JEMTCスペシャル ABEMA地域トーナメント2026 THE ROOKIES 齊藤優希
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