「ご時世とか思いで人に刑罰を科すんですか? ひどい答弁だ」
これを受けて後藤議員は、「じゃあ立法事実を承知していないのに、なぜ法律を作るんですか?」とさらに追及した。
高木議員は「昨今のご時世に鑑みまして、やはりこの法案が外国国章損壊罪とのバランスの問題、そして社会的法益を守っていく必要があろうというそうした観点、様々考えた結果、私たちとしては、この国旗損壊罪ということをこの外形的な判断基準によってしっかりと国民の皆さんにお守りをいただきたいという思いで提出をさせていただきました」と説明した。
後藤議員はこの答弁に対し、「ご時世とか思いとかやめてほしいんですよ! 刑罰を科すのは。なんですか、その答弁! ご時世とか思いで人に刑罰を科すんですか? ひどい答弁だ」と不満をあらわにした。さらに、「刑事法を新たに立法する場合は、本質的に人権侵害、人権制限の性質を有することから、他の手段では足りず、刑罰を用いる必要があり、かつ用いることが合理的である必要性を示す必要があるんじゃないですか? 簡単に言うと『最後の手段』であることを立証することが必要なんじゃないんですか?」と迫った。
続いて長谷川議員が答弁に立ち、「自己所有の国旗についての事例が我々としては把握していないということでございますけども、グローバル化が進展する中で、やはり自国の国旗を損壊する行為がやはり海外でも拡大をし、我が国でもそういう懸念があるということを、それを今回国旗を損壊等する事案の発生を将来に向かって抑止する必要性が我々としては高いのではないかということで、これを立法事実の一つとして提案させていただきます」と述べた。
後藤議員はこの回答に納得せず、「こんな曖昧なことで刑罰を処せるんですかね? 他の手段っていうことは全然説明になってないじゃないですか? 器物損壊罪でできないところっていうのは自己所有しかないんだから。自己所有のとこの立法事実を証明できてないんだから、他の手段のところが説明できてないじゃないですか?」と指摘。「金曜日続きやりましょう」として次の質問に移った。
(ABEMA NEWS)
