少年院に3度、無敗の新鋭ファイターが壮絶KO負け 左フック3発で3ダウン 同じ角度で再三えぐられ会場どよめき

RISE
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【映像】同じ角度で…左フック3発で衝撃KO
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「3度の少年院からキック王者」に輝いた無敗の新鋭ファイターが、“下馬評不利”のファイターが放った的確かつ破壊力抜群の左フック3発でよもやの3ダウン。同じ角度から再三、顎をえぐられ、脳が揺れて崩れ落ちる衝撃KOに会場がどよめいた。

【映像】同じ角度で…左フック3発で衝撃KO

 6月28日、後楽園ホールで開催された「RISE199」で行われた久津輪将充(RMC/9+nine plus lab.)と怜虎(PITBULL/KSR GYM)の対戦は、無敗の新星の勢いを左フック3発で封じた久津輪が圧巻のKO勝ち。大方の「負け予想」を覆し、2ラウンド2分53秒で大勝利を飾った。

 10戦負けなし、RISE初参戦の怜虎は22歳。4歳から格闘技を始めるも16歳で一度は離脱。その後は少年院で3度過ごしたという異色の経歴の持ち主。最後の神奈川の少年院で更生し、現在はKROSS×OVER KICK フェザー級王者、格闘家として才能を開花させた。対する久津輪は、RISEナンバー大会2連敗から、前回復帰戦の地方大会で勝利して再起を図るリングとなる。

 序盤は怜虎が仕掛ける。強烈な右ローで相手をグラつかせ持ち前の爆発力の片鱗を見せるが、久津輪も得意の左フックで反撃。怜虎も落ち着きながらミドルやローを散らし、久津輪も下がりながらもヒザやパンチで譲らないバチバチの展開。

 2ラウンド、怜虎がゴングとともに一気呵成に攻め込みアグレッシブな姿勢を見せるが、ここでローブローによるタイムストップ。このインターバルが試合の流れを変える。

 これまでロープを背にするシーンが多かった久津輪だが、ローで反撃。リング中央での打ち合いから左フックをカウンターで当てると、怜虎が背後に大きく崩れ落ちる。再開後、すぐに怜虎も猛攻を仕掛けると再び激しい打ち合い。ファンからも「いい試合するな」「立て直し早すぎる」「これだけ行けるのは凄い」とダウンのダメージ後の新鋭の凄まじい気迫と回復力に驚きの声が上がる。

 しかし2ラウンド終了間際、攻める怜虎に再び久津輪の左フック。脳が揺れて動きが止まった怜虎はとっさに抱きつきスリップを装うがダウン判定。2度目のダウンのダメージは大きく怜虎の目は泳いだ状態。フラフラと後退しながらファイティングポーズを取り気持ちの強さを見せるも「目が逝ってる」「子鹿」「同じフック貰ったな」と驚きの声。

 そして試合再開直後、劇的な結末が訪れる。3度目も同じフォームから久津輪の強烈な左フックが炸裂。怜虎も三発目は耐えきれずロープに寄りかかり崩れ落ちた。

 リプレイ映像でも、頭が吹き飛ぶような勢いで上を向く強烈な左フック。2度、3度同じように顎を的確に射抜く精度と破壊力。試合後も完全KOされた怜虎はしばらく立ち上がれず。それでも終始攻めの姿勢に「ガッツが凄かった」「反射的にタックルにいったんだろう」「闘争心がありすぎて、脳の揺れが回復していないのに攻撃し過ぎた」「また観たい」など初黒星の敗者に多くのエールが贈られた。

 一方、大復活を遂げた久津輪は「みんなが俺の負けを予想しとったから、でも唯一2人くらいKO勝ちって言ってくれてる人がおって、絶対勝ったろうと思っていた。いままでで一番気持ちいい」と満面の笑み。「毎回が正念場なんで、とりあえず生き残ったぁ」と勝利にホッとした様子だった。

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