
円相場が39年半ぶりの円安水準となる1ドル=162円台まで下落しました。物価高騰が続く中、家計への影響が心配されますが、市場関係者はさらに円安が進む可能性があると指摘しています。
【画像】円安一段と 2025年の平均レートと比べ家計負担はどのぐらい増えた?
「行き過ぎ」経済界から不安
円買い・ドル売りの為替介入の可能性をちらつかせた、片山さつき財務大臣。
「為替につきましては、必要に応じていつでも適切に対応いたします」
外国為替市場で、円相場が1ドル=162円前半まで下落したことを受けての発言です。
市場関係者はこう指摘します。
「市場で意識されていたおよそ39年ぶりの円安水準を突破したことで、さらに円安が進む可能性がある」
中小企業を核とする経済団体からも不安の声が上がっています。
日本商工会議所 小林健会頭
「やはり行き過ぎではある。石油のインフレがこれから出てくるから、非常にクリティカル(危機的)な局面になったと思います」
家計支出 年間いくら増?
影響は家計にも広がりそうです。
みずほ総合研究所の試算によると、2025年の為替レートの平均である149.7円から162円に円安が進んだ場合、全世帯平均で1万5534円の支出が増えます。
年収が多い人ほど影響は大きく、年収が300万円未満の場合、年間で平均9878円の支出増。年収1000万円以上の世帯の場合は、平均2万3684円増えるということです。
(2026年7月1日放送分より)
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