AI、半導体などに官民で370兆円投資 政府が成長戦略原案 「フィジカル」開発促進

AI、半導体などに官民で370兆円投資 政府が成長戦略原案 「フィジカル」開発促進
この記事の写真をみる(5枚)

 政府は、新たな成長戦略でAIや半導体などの戦略分野に官民で370兆円以上を投資する計画を取りまとめました。フィジカルAIの分野などを支えます。

【画像】フィジカルAIで巻き返し狙う 政府が成長戦略原案

国産フィジカルAI開発促進

 先月30日の成長戦略会議で、高市早苗総理大臣は次のように述べました。

「過度な緊縮財政から脱却し、大胆な政策パッケージによって国内投資を促進し、賃上げを通じて消費と企業収益の拡大。さらなる投資拡大につなげ、投資と賃上げの好循環を加速させます」

政府が成長戦略原案
拡大する

 AI・半導体をはじめとした17の戦略分野に、2040年度までに、官民合わせて370兆円以上を投資するなどとした成長戦略の原案を取りまとめました。

 中でも注目されているのが「国産フィジカルAIの開発」です。

赤沢亮正経産大臣
「Noetra社と産業技術総合研究所のコンソーシアムが採択された」

Noetra社
拡大する

 支援を受けるNoetra社(旧:日本AI基盤モデル開発)は、ソフトバンクやNEC、ソニーグループ、ホンダが中心になって設立された企業です。

 AIがセンサーやカメラなどからの情報を解析・判断して、ロボットや機械を自律的に動かす「フィジカルAI」の普及を促進しています。

1兆円規模の支援を予定

フィジカルAIで巻き返し狙う
拡大する

 AIの研究開発で、大きく遅れをとった日本。政府は、世界で競争が激化している「フィジカルAI」の分野を支援することで、製造業に強みがある日本企業を支え、挽回(ばんかい)したい狙いがあるとみられます。

 具体的には、高度な日本語理解や論理推論、指示遂行などの基盤となる開発を行う予定です。

赤沢亮正経産大臣
拡大する

赤沢経産大臣
「世界に先駆けて、我が国の強みを生かせるフィジカルAIやロボットのデータ基盤を構築し、成長させていく」

 経済産業省は2026年度からの5年間で、合わせて1兆円規模の支援を予定しています。

(2026年7月1日放送分より)

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(5枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る