1日、九州北部を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となっている。気象予報士の竹内青空氏が、今後の大雨の見通しや来週にかけての天気、さらに南の海上で発生している2つの熱帯低気圧の動向について解説した。
1日の17時時点で、九州北部から中国地方にかけて活発な雨雲がかかっており、長崎県にはレベル3大雨警報が発表されている。低い土地の浸水や中小河川の増水に警戒が必要で、佐賀県伊万里市からは、道路が車のホイールの半分ほどまで冠水している動画が届いている。
竹内氏は今後について「この後雨の量がさらに増える予想となりますので、もっとレベルの高い情報が出る可能性もあります。引き続き警戒を続けていただきたいと思います」と述べた。
またこの大雨の原因は、日本付近に停滞する梅雨前線や低気圧だとし、1日夜〜2日朝にかけて、梅雨前線が南下しながら低気圧が東へ進むため、雨のエリアも南下・東進すると述べた。
1日は夜にかけて、九州北部から中国地方で局地的に滝のような非常に激しい雨が降る恐れがあり、土砂災害への厳重な警戒が欠かせないとした。
さらに、2日朝には九州南部から関東、紀伊半島にかけて活発な雨雲がかかる見通しだ。朝の通勤・通学時間帯に雨のピークが重なり、南寄りの風も強まって横殴りの雨となる。竹内氏は「2日の朝は時間に余裕を持って行動すると良さそうです」と呼びかけた。
2日の西日本と東日本は午前を中心に雨で大雨の恐れがあるが、北日本や梅雨明けした沖縄は晴れる見込みだ。3日は晴れ間が戻るものの4日には西から天気が下り坂に向かい、5日は広範囲で雨が予想され、来週は梅雨前線が北上し、北陸や東北で雨が多くなる見通しだ。
気温については2日の関東では北東からの冷たい風の影響で東京24度などと気温が上がらず、竹内氏は「半袖だと少しひんやりと感じられそう」と話す。その後は気温が上昇し、来週は30度以上の真夏日が続く見込みで福岡で34度と予想されるなど、厳しい蒸し暑さによる熱中症への警戒が必要となる。
1日、日本の南の海上に熱帯低気圧が2つ(熱帯低気圧A、B)あり、2日にも台風に発達する可能性がある。ただ、台風7号や8号のようにダブルで日本に接近する可能性は現時点では低いという。
竹内氏は南シナ海の熱帯低気圧Aはあまり発達せず週末に中国大陸へ進む予想で、直接の日本への影響は低そうだと述べた。一方、注意が必要なのはマーシャル諸島付近の熱帯低気圧Bで、2日にも台風となり発達しながらマリアナ諸島付近へ進む見通しだ。進路は未定だが、日本へ影響する可能性もあるとした上で熱帯低気圧AとBのうち、最大風速が秒速17.2メートル以上に早く達した方が「台風9号」となると述べた。竹内氏は今後の最新情報に注意し、早めの備えを行うよう呼びかけた。
(ABEMA NEWS)

