【WWE】RAW(7月6日・日本時間7日/イリノイ・ローズモント)
元体操選手でサーファー、全ての動きが派手な新世代女子レスラーがロープの反動からまるでスクリューのように横回転する衝撃のトルネード攻撃を披露。驚異の身体能力に「一体、何回転した?」「珍しい技」とファンがどよめいた。
女子インターコンチネンタル王座戦で王者ソル・ルカがラケル・ロドリゲスを退けタイトルを防衛した。しかしこの日、話題をさらったのは勝敗以上にソルが見せた圧巻のアクロバット技の数々だった。
体格とパワーで勝るラケルに対し、ソルは軽快なフットワークとロープワークで対抗する構図。試合序盤はラケルがボディスラムやチョークスラムといったパワームーブで主導権を握り、序盤からソルを圧倒する。
ソル得意のムーブがことごとく力でねじ伏せられる状況に加えロープを使った動きでも足を滑らせ失敗するとABEMA解説・堀江ガンツは「才能豊かですけどまだ荒削り、成長過程のチャンピオン」と若き王者についてコメントした。
しかしWWE屈指のハイフライヤーとして期待されるソル、その高いポテンシャルが最も鮮明に出たのが、中盤の場外戦を挟むジェットコースターのような目まぐるしい連続攻撃だった。
まずラケルをロープワークで場外へ、ソルは狭いエプロンを急加速しセカンドロープからアサイムーンサルトを放つがこれは相手に読まれて不発。さらにエプロンでのサッカーボールキックもキャッチされ足をすくわれる。しかしわずかしかない狭いスペースで咄嗟に立て直すとサッカーボールキックぎみの鋭いヒザ蹴り、さらにスプリングボードから高速で横回転するクロスボディ”トルニージョ”を炸裂させた。
狭いスペースからの連続アクロバットにファンは騒然。「一体、何回転した?」「トルネード」「珍しい技」「何でもできるな」と驚きのコメントが殺到。実況の藤沢俊一郎アナウンサーも「そのファイトスタイルにはサーフィン、体操、タンブリングアクロバットというものがしっかり横たわっています」と、そのテクニックにある土台を解説。ソルの競技経験に裏打ちされた技術を絶賛した。
その後も次々とトリッキーな動きを連発するソルと、パワーで強引に押さえこむラケルの一進一退の攻防が続くも、終盤ラケル陣営”ジャッジメント・デイ”(リヴ・モーガン&ロクサーヌ・ペレス)が好勝負に水を差すように登場。ロクサーヌがレフェリーを引きつけ、リヴがソルのフィニッシャー“ソル・スナッチャー”を妨害するなどいつものやり口で介入を開始する。
3対1とソル圧倒的不利な状況のなか、先週“ジャッジメント・デイ”に蹂躙されたイヨ・スカイが突然バリケードを飛び越えリベンジを開始してアサイムーンサルトで乱入者2人をひと捻り。この攻防にラケルが気を取られた隙に、ソルがフィニッシャー「ソル・スナッチャー」を見事に決めてピンフォール勝利。
途中波乱もあったものの結果的にパワーを「速さ」と「華麗な空中殺法」で攻略するソルの典型的な勝ちパターン。そして解説の堀江は「ソル・ルカとイヨ・スカイ、もし共闘関係になったら魅力的ですよね」と、WWE女子屈指のハイフライヤー2人のコラボレーションへの期待も寄せた。(ABEMA/WWE『RAW』)
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