【WWE】SMACK DOWN(7月3日・日本時間4日/ニュージャージー・アトランティックシティ)
ヒールなのに“美形なトリオ”の「一番地味な3番目の娘」が驚きのアップセット。現タッグ王者の一角とのシングル戦で“ヒザ蹴り葬”でミッション完遂。ノーマークの女子レスラーから飛び出した切れ味鋭い一撃に「シャイニング(ウィザード)」「これはボマイェか」とファンもどよめいた。
WWE「SmackDown」で行われたシングルマッチで、レイニー・リードがブリー・ベラをピンフォールで破った。フェイタル・インフルエンス(レイニー、ファロン・ヘンリー、ジェイシー・ジェーン)が女子タッグ王者ペアに挑む抗争の延長線上に組まれた一戦で、レイニーにとってはWWEメインロースターでのシングル初勝利となった。
ブリーにとっては実に10年以上ぶりのシングルマッチ。ABEMA解説の堀江ガンツは両者のキャリア差に触れ、「時空を超えたような戦いですよね。ブリー・ベラはキャリア19年ですけど、レイニー・リードはキャリア2年。17年差ありますからね」と経験の開きを指摘。試合前からファンから「レイニーのフィニッシュ技って何?」との声が上がるほど、レイニーの決め技はベールに包まれていた。
試合は経験値で勝るブリーが主導権を握る展開。ブリーが得意の「イエス・ロック」を極めると、レイニーはタップ寸前まで追い込まれる。しかし場外で、ファロン・ヘンリー、ジェイシー・ジェーンとペイジのセコンド勢が乱闘に発展。試合中のブリーもあえて技を解いてこの戦線に加わり、リングサイドはカオス状態となる。
ブリーがリングに戻った一瞬が決着の場面だった。レイニーが立ち技格闘技を思わせる強烈なヒザ攻撃「ランニング・ニー・ストライク」を顔面に叩き込み、ブリーから3カウントを奪ってアップセットを完成。ABEMAの実況・清野茂樹アナウンサーは「これが得意技!レイニー・リード決めた!」と絶叫し、続けて「これは”フェイタル・インフルエンス”の策にハマってしまいましたか」とコメント。
一方ファンからは、レイニーの思わぬ大物食いに「あっさり」「もう終わり?」と唖然とする声や、余りにも切れ味鋭いヒザに「シャイニング」「これはボマイェか」と武藤敬司や中邑真輔といったビッグネーム級の賛辞の声も並ぶ。
ほんの相手の油断した間、ワンチャンをモノにした姿に堀江も「こういった隙を突くのが上手いんですよね、若いのに」「キャリア2年のルーキーがホール・オブ・フェイマーを喰いましたよ」とレイニーを評した。
結果的に“フェイタル・インフルエンス”がチームワークを生かしてタッグ王者ペアの一角を崩した形となり、悪のユニットの勢いを印象づける結果となった。一方シングル戦とはいえ、若手に手痛い一撃で不覚を取ったブリー。今後、タッグタイトルを賭けて”フェイタル”を迎え撃つ流れは避けられない状況となった。
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(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)
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