「話を聞いてくれない」「何を考えているかわからない」“残念な上司”との1on1対策→専門家が教える“ボス・マネジメント”と感情の切り離し「ボスもボスに困っている」

わたしとニュース
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■上司のタイプに合わせた「ボス・マネジメント」を

リンドリー・アンド・カンパニーの佐々木葉子氏
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 企業内で1on1などのコーチング・コンサルティングを行う佐々木氏は、上司と対話する前には事前の準備が大切だと説く。

「(上司に)伝えにくいことを伝えたい、あるいはお願いしたい時には、ぶっつけ本番というのは非常に危ない。どういうフレーズで言いたいか、どういう言葉を使ったらいいか、ここも戦略的に考えておくといいと思います」(佐々木氏、以下同)

 上司にも様々なタイプがあり、それぞれに合ったボス・マネジメントが大事だという。

「一番多いのが一方的に指示されて、こちらの返事を全く聞かずに行ってしまうとか、何もこちらの話をする隙を与えてくれないという上司。そういう上司の場合は、こちらも少し腹を決めて、話を聞いてほしいとストレートに言った方がいい。『聞いてください』『わかりました』このキャッチボールが終わってから、短めに要点を話すと聞いてもらえるかなと思います」

「2つ目に、そもそも反りが合わない。何かと自分の考えと相手の考えが違うんじゃないかなと思ってしまうようなタイプ。話していて折り合わないことも、例えば実は上司の上司に、自分の上司でさえも決められて言われてしまっていて動かせないんだみたいなものが隠れているとしたら、じゃあその上司の上司をどう説得しましょうかというところで協力関係が作れるかもしれない。そんな風に一歩下がって相手の関心事、相手の背景を聞くというのがこちらには必要なスキル、アプローチかなと思います」

「3つ目は何を考えているかわからない(上司)。専門性の高いような業界では、こんなお話もよくあります。腹の中がわからない、あまり言語化が上手でない上司でも、誰となら話しているのかな、どこで饒舌になるのかなと。自分との関わりの前に、その人らしさを表現しているところを見つけていく。その上司が仲良くしている人がいたら、その人にノウハウを聞いてみる」

 これら以外の苦手なタイプの上司だったとしても、冷静に上司を見ることを勧めているそうだ。

「この人嫌だなって思うような人と、残念ながら上司部下の関係になった時には、感情は一旦脇に置いて、『私はこの人が好きか嫌いかというのは関係ない』と一旦思考を区切る必要がある。この人は会社からどんな権限を与えられ、会社の中でどんなネットワークを持っていて、どんな経験や技術を持っているのかということを、ある意味客観的に自分で分析をして、それを自分が使うリソースだとしたら、何がどう使えるかという風に自分を中心に見るというのが一つ」

「ボスのボスを考える」AI時代の1on1とアタックしやすいトス
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