「突然、身体を触られ…」「通りすがりに帯を直された」“着物警察”は実在した!5月でも猛暑日があるのに「薄手の着物はNG」の厳格ルール

わたしとニュース
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■猛暑日でも薄手の着物はNG?温暖化 vs 着物のルール…

 さらに月岡氏は、近年の地球温暖化による猛暑と、着物業界に根強く残る厳格なルールとの間で直面した葛藤について語った。

「着物は季節によって素材などのルールが厳格に決まっている。裏地がついている袷(あわせ)の着物は冬や春に着て、一枚になっている単衣(ひとえ)の着物は6月と9月の季節の境目に着るもの。それ以外は夏物を着るというルールがある。でも最近は地球温暖化のせいで、例えば5月でも猛暑日になることがある。暦の上では5月は袷の着物を着るのがルールだが、あまりに暑いので『最近は無理に守らなくてもいい』という風潮が広まっている、というのは聞いていた」

 しかし、実際に着物を仕立てに行った際、保守的な価値観の壁にぶつかったという。

「先日、反物を持って着物の仕立てに行った時に、最近は単衣の着物を着る時期も少しずつ長くなっているから、単衣の着物に仕立ててくださいとお願いしたら、仕立て店の店主から『いや、単衣っていうのはね、6月と9月にしか着られないから、単衣に仕立てちゃったら着られる季節が短くなっちゃう。袷にしておいた方がいいですよ』と言われてしまった」

「『最近はそんなに厳格なことも言わなくなっているから、単衣でいいと思うんですけど』と言ったら、『いや、そんなこと言っている人はね、季節を無視しているような人たちですから』と言われた。ちょっと怒られる感じになって…そこは単衣で突き通したが、保守的な人も結構いるのだなと」

(『わたしとニュース』より)

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