着物の正しく綺麗な着方にこだわるあまり、他人の着物の着方を批判したり、無断で着付けを直したりする“着物警察”。元筋金入りの着物警察だというイラストエッセイストのtomekko氏が着物警察の実態について、自身の漫画とともに紹介した。
【映像】ミニ丈のギャル浴衣に喝→「日本の伝統を冒涜しよって!」(漫画あり)
「当時は『着物ってこういうものだから崩されたくない』『日本の誇りである伝統的な着物の着方を間違ってほしくない』そういう考えを持っていたかな。おはしょりとか、自分も実際あまり綺麗にできないのに、すごく他人の(おはしょり)が気になってしまったりとか」(tomekko氏、以下同)
祖母の影響で着物を着ることが多い環境で育ち、幼い頃から時代劇や歌舞伎を見るのが好きだったというtomekko氏。漫画『元着物警察がキモノ女子を推す理由』(tomekko氏作)では、子どもの頃から着物警察への道を突き進み始めたという自身の過去が描かれている。
「ねぇ あの人おはしょりが汚いね」(幼少期のtomekko氏、以下同)
「コレッ」(母)
「おばさんのなのに振袖着てるー」
「演歌の人はいいのよ」(母)
成長し、高校生になってもパトロールは欠かさなかった。当時、流行していたギャル浴衣に対し…。
「日本の伝統を冒涜しよって!」(高校時代のtomekko氏)
「私が高校の時代は、ガングロギャルがすごく流行っていた時代。その頃は、浴衣をミニ丈にしてフリルをつけたり、袖もたくし上げて縫ったり、切っちゃって、そこにフリルをつけたり、髪も盛ってジャラジャラしたアクセサリーをつけて…っていうのを結構若い方はしていた。自分も同世代なんだけど、それをしているのが許せないという気持ちが結構強くて。『きちんと着てほしいのに』『若い人があんな格好するなんて』と思っていた」
「自分が教えられたルールと違う生き方をしている人がいると、『間違っているんじゃないか』と思ってしまう心理が作られていったのかなという気がします。『それしか知らないから、それが正しいと思ってしまっている』というところはあると思います。視野はすごく狭かったなと」(tomekko氏)
「通りすがりに指摘」SNSや街中で絡んでくる“着物警察”の実態
