■「30年改正しない状況が持つのか」ジェンダー平等の進展と世論の変化
今回の改正案では、付則に「見直しは30年後ごとに行う」と盛り込まれている。木原官房長官は「必要な時に見直すこともあり得る」として、議論の余地を残した形だ。しかし、これからの時代、現状の議論のままで本当に乗り切れるのだろうか。浜田氏は、海外の王室の事例を引き合いに出しながら将来を懸念する。
「30年という長い間には当然世論や社会も変わってくる。例えば、ヨーロッパの王室が男系男子から、長子も含めた王位継承をしていく形に変わったのは、ジェンダー平等や人権の問題といった社会的な環境の変化に応じたためだ。王室も変わっていかなければ、むしろ王室の伝統が守れないということなのだろう。日本でも同じようなことが起きないかというと、私はジェンダー感覚とかはどんどん進化していく可能性があると思っている。30年間同じ状況で『改正しません』ということが本当に持つのかと感じる」
(『わたしとニュース』より)
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