【WWE】RAW(7月13日・日本時間14日/テキサス・ダラス)
日本人女子レスラーと実力派チビっ子ヒールのハイレベルな戦い。一進一退の攻防を決めたのは、何とも合理的な「尻でドカっと抑え込む」逆転技。何とも泥臭いフィニッシュシーンに「ケツで!」「ケツの圧」「上手い」とファンも思わず唸るひと幕があった。
孤立無援で”ジャッジメント・デイ”の女子部3人に挑むイヨ・スカイが今週はロクサーヌ・ペレスと対戦。相変わらずの介入や妨害にも、イヨが、逆転のロールアップでロクサーヌからスリーカウント。フィニッシュのお尻の”圧”で抑え込む、不格好ながらなりふり構わない形でリベンジを果たした。
すでにサマースラムでの女子世界王者・リヴ・モーガン戦が決定しているイヨ。日増しに過激化しているリヴ率いる悪の軍団の嫌がらせが続くなかでの重要な前哨戦は、日本人女子スーパースターの大きな勝ち星となった。
小柄なテクニシャン同士。普通にやれば常に名勝負のカード、イヨとロクサーヌはスピードとテクニックの応酬で見ごたえある攻防を見せる。試合は両者ロックアップからスタートする。
素早い動きで優位に立ったイヨが、ダブルニーをロクサーヌに2発叩き込むと、ロクサーヌはロールアップでピンを狙い、そのままスピードを生かした攻撃を続け、イヨ優勢の序盤。中盤、イヨはエプロン上での攻防で一番硬いフレーム上でのボディスラム、さらに場外へのムーンサルトと空中技を炸裂させ主導権を握り会場を味方につける。
相手が優勢になるとちょっかいを出してくるのが”ジャッジメント・デイ”の常套手段だ。早速リヴがイヨの足をさり気なく引っ張り、そこにロクサーヌも便乗。タイトル戦へ向けて負傷している左膝への集中攻撃と抜かりない。
その後もロープ逆さ吊りからイヨの左足だけに攻撃を仕掛けるロクサーヌ。膝を痛めながらも反撃したイヨは、足を引きずりながらもバックブリーカーやミサイルキックと気持ちを見せるが、ここでロクサーヌもねちっこく膝固め。これをイヨもクロスフェイスでカウンターとハイレベルな攻防は続く。
後半はリヴとラケル・ロドリゲスが介入を試みるが、イヨが見透かしたようにリヴへの顔面蹴り、ラケルにハイキックとテンポよく排除、背後からロクサーヌが”ジャパニーズレッグロール風”のロールアップで追撃を試みるも、顔面をヒップで押さえつける強引な逆転ピンで3カウントを奪った。
毎回3対1の不利な状況が続く”ジャッジメント・デイ”との抗争。華麗な技が持ち味のイヨも左脚へのダメージが蓄積しなりふり構っていられない状況。ファンもなんとも泥臭い尻圧フィニッシュ「ケツで」「ケツの圧」「ケツで潰した」と不格好な抑え込みに反応しつつも「うまい」「1人で凌いだ」「さすがイヨ」と称賛する声が圧倒的だ。
この日も試合終了直後は、リヴとラケルがイヨを襲撃して3対1での公開リンチとお約束の展開。このところ共闘を匂わせているソル・ルカが救出に駆けつけるが、乱闘上手のジャッジメント・デイ相手には焼け石に水状態。数的不利が続くなかイヨの苦戦は続くが、王座挑戦に向けて一つ勢いをつけた一戦となった。(ABEMA/WWE『RAW』)
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