「山本太郎の代わりはいない」政界引退&党名変更…”れいわ”は無くなる?「NYマムダニ市長など世界でいま起きていることを先取りしていた」

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■「消費税廃止を言い続けた結果、今年は93%の得票が減税・廃止を訴えた」

高井崇志氏
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 れいわ新選組の副幹事長、高井崇志氏は、辞任の経緯について「多発性骨髄腫の一歩手前という状態が去年の年末ごろに発覚し、1月に国会議員を辞任した。代表はとどまって引き続きやっていたが、半年経って検査結果の数値が思わしくなく、このままいけば命を失う危険もあった。一旦休んでまた戻ってきたらいいが、山本太郎の性格からするとそれができない」と受け止める。

 山本氏の7年間の功績については「党を立ち上げた時から消費税廃止を言っていた。当時、他の党は消費税廃止で支持が得られるわけがないと思っていた。だけど空気を読まずにひたすら言い続けてきた結果、今年の衆院選ではチームみらいを除く全党が少なくとも消費税の減税までは言った。得票率で言うと93%になる。7年前は誰も相手にしなかった消費税廃止がここまで来たのは、間違いなく山本太郎の成果だと自負している」と語った。

 山本氏を長年ウォッチしてきたノンフィクションライターの石戸諭氏は、れいわ新選組の出発点を次のように整理する。「山本氏は最初、脱原発を訴える人として出てきたが、若者が足を止めないし誰も聞いてくれない。そこでお金の問題、つまり消費税や緊縮財政の批判をやると、それなりに足を止める人が出てくる。ストリートで語って人を集めるタイプだったので、理論的な部分で言うと未成熟なのは仕方ない部分もある。ただ、最初にここは惚れるんだということを示したのは、賛成か反対かを問わず認めてあげたい」。

■「3年前から新たなアイデアがなく、党としての伸びは限界に来ていた」

堀切ねんじん氏
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 一方で、れいわ新選組、渋谷区議の堀切ねんじん氏は、党の構造的な問題について、「3年前ぐらいから新たなアイデアがなく、党としての伸びは限界に来ていると感じていた。他の政党は各県に県連があり、市区町村に支部があるが、令和は総支部が1個しかない。後継を育ててこなかったところもあり、引くしかないという状況になっていた」と明かす。

 石戸氏は山本氏の最大の問題点として、野党共闘への姿勢を挙げた。「野党共闘を諦めて単独路線になってから380万票まで行ったが、これは中途半端な成功体験だ。9議席というのは国会ではあるようでない議席数だが、何かやり遂げた感を出すには十分な数字でもある。そこで次にやるべきは380万票をもとにもう一度野党共闘を呼びかけるか、少なくともリベラル・左派のブロック形成に踏み切るという現実的な路線に移ることだった。そこができなかったのが山本氏の最大の欠点ではないか」。

 さらに、「選挙フェス」という発想そのものに問題があったし、「祭りは一時のムーブは作るけれど、それ以上はない。熱狂させればいいだろうというムーブに持っていったのは罪の部分で、左派やリベラルって人たちってこういう人だよね、という形にも持っていってしまった。れいわ新選組の他の議員にも言えることだが、かなり改めるべきところだと思う」。

■「山本太郎の代わりはいない」
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