【WWE】RAW(7月13日・日本時間14日/テキサス・ダラス)
新王者となったタッグチームがリング上で勝ち誇る中、かつての仲間の悲痛な訴えを冷酷に踏みにじる、金髪美女レスラーの衝撃の“裏切り劇”が米マットを震撼させた。涙の和解を思わせるように頬を優しく包み込んだ直後、前代未聞の“非情な罠”で捨て台詞を吐き捨てると場内は騒然。あまりにも残虐な結末に、会場からは地鳴りのような「裏切者!」の大ブーイングが巻き起こった。
事態が急転したのは、世界王座タッグ新王者となったオースティン・セオリー、ブロン・ブレイカーに加え、ローガン・ポール、マキシン・デュプリのヒールユニット「ザ・ビジョン」がリングに登場した際の一幕だった。
先週の王座戦で、マキシンによる急所攻撃のアシストを経てタッグ王座を戴冠したセオリーらの前に、マキシンの元所属先である「アルファ・アカデミー」のオーティスと戸澤陽が姿を現し、切実なマイクパフォーマンスで説得を試みた。
戸澤が「この男は君にふさわしくない」と語りかけると、マキシンは「あなたたちが私に選択を迫ったのよ」と冷淡に一蹴。さらにオーティスが「胸の内を明かさなきゃいけない。君に言いたいことがある」と長年の秘めた想いを告白しようとした瞬間、セオリーが「お前みたいな負け犬が、彼女みたいな美人と付き合うわけねぇだろ! 彼女は今、俺のものだ。このデブ!」と容赦ない暴言で遮った。
激怒したオーティスによって乱闘へ突入するも、ブロン・ブレイカーが戸澤を実況席の向こうまで投げ飛ばす大惨事に。リング上でもオーティスが袋叩きに遭ってしまう。ただでは終わらないオーティスは、雄たけびを上げタッグ王座組を駆逐。その間に割って入ったのが、マキシンだった。
マキシンはオーティスの前に歩み寄ると、かつての絆を思い起こさせるような切ない表情を浮かべ、オーティスの両手を握りしめた。さらに両手でオーティスの頬を優しく包み込み、顔を近づける。オーティスがマキシンの情愛を信じ、無防備に目を閉じたその瞬間、セオリーが背後からオーティスの股間へ強烈なロー・ブロー(急所攻撃)を炸裂させた。
崩れ落ちる元相棒を見下ろしたマキシンは、悪魔のような冷酷な笑顔へと豹変。オーティスの髪を掴み上げると、耳元で「お前と付き合うわけねぇだろ!」と言い放ち、まるでゴミのようにマットへ突き放した。
このあまりにも狡猾で残虐な仕打ちに対し、会場のボルテージは一気に反転。場内からは一斉に「You sold out!(裏切り者!)」の大チャントが響き渡り、非難の嵐が渦巻いた。
ここで助けに入った戸澤だったが、ブロン・ブレイカーのスピアーをモロ被弾。さらにセオリーのブラスナックルで容赦なく殴打されるなど、まさに悲劇の結末。(ABEMA/WWE『RAW』)
この記事の画像一覧

