そんな彼女を海辺で気遣ったのが、ジム店舗マネージャー兼モデルのショウヤ(32)だった。旅の初日からカナコに好意を持っていたが、熱烈なアプローチは少なく、いつも一歩下がったところから想い続けてきた。複雑な人間関係から離れて、海辺に1人佇む彼女を見つけたショウヤは、「大丈夫?」と優しく声をかけた。
必死に笑顔を見せるカナコに対し、「ゆっくりしてたら?忙しすぎたんじゃない?せっかく来て、いい人と結ばれたらいいけど、このまましんどくなって終わるのは勿体無いやん」と優しく語りかけ、「だから、疲れたら俺らに任せてよ。死ぬほど笑かすから」と、カナコの肩の荷を下ろすような温かい言葉をかけた。
この予想外の優しい言葉に、張り詰めていたカナコの糸が切れ「なんか、じんわりきてます」と涙を拭う。インタビューでも「アプローチされたっていう感覚にはならないけど、ほんわり、彼なりの優しさをすごく感じた」と感謝を口にした。
「力加減ができない人なので、僕がリセットする役割を担えれば」

