「イエローをもらった状態でこんなことをしてはいけない」
さらに、同局で解説を務めた元イングランド代表のレジェンドたちも呆れ顔だ。エンソ・フェルナンデスはイングランド・プレミアリーグのチェルシー所属であり、彼らにとっても日常的にプレーを見ている馴染み深い選手。それだけに、名ストライカーのアラン・シアラー氏は「フェルナンデスはチームに多大な代償を払わせたかもしれない。レフェリーへの口答えという愚かな行為ですでにイエローをもらっていたのに。イエローをもらった状態でこんなことをしてはいけない。本当に愚かだ。なんて馬鹿げているんだ」と痛烈に批判した。
同じく元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏も「馬鹿げたタックルだね。少し遅れていた。イエローカードをもらっているのに、足を出して相手にレッドカードの隙を与えてはいけない。ただでさえスペインが優勢だったのに、これでアルゼンチンはさらに厳しい状況になった」と苦言を呈した。
また、2010年大会決勝で副審を務めた元国際審判のダレン・カン氏も「議論の余地はない。明確な2枚目のイエローであり、レッドカードは完全に正当だ」とジャッジを支持。元イングランド代表GKのジョー・ハート氏に至っては、「試合を通じて(退場の気配が)ずっとくすぶっていた」と、エンソ・フェルナンデスが終始冷静さを欠いていたことをズバリと指摘した。
レジェンドたちが指摘した通り、数的不利となったアルゼンチンは延長戦で防戦一方となり、ついに力尽きて失点。自滅に近い形での退場劇が、連覇を狙うチームにとって致命傷となってしまった。
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