
梅雨が明け、東京では3日連続で35℃を超える暑い日が続く中、気になるのは汗をかいた後のにおいです。接客に携わる人向けの汗対策セミナーを取材すると、参加者が「何十年も間違っていた」と驚いた汗対策が紹介されました。
悩みの根底は「におい」
湿度の高さに加えて、猛暑のため年々抑えにくくなっている汗。男女問わず、汗が原因で「楽しめない」「行動を制限してしまう」という人が多いといいます。
化粧品メーカーの「マンダム」は、悩みの根底にあるのは、汗そのものではなく、「におい」にあると分析しています。
業務で接客するビジネスパーソンに向けたセミナーではこう話しました。
マンダム広報部 根岸沙英主任
「実は汗においといっても、汗そのものがにおいを発しているわけではありません。におい発生までに皮膚表面上に出た汗、皮脂を常在細菌が食べて、ご飯にして、おならをしてそれが臭いイメージ」
若い人ほど脇周辺から発せられるにおいが強く、高齢になるほど加齢臭が強くなる傾向にあります。30代から50代を中心とした働き盛り世代は、別のにおいが強くなるといいます。
「ミドル脂臭ですね。ちょっと油っぽいようなにおいが特徴的になっています。これは後頭部を中心に発生しやすいにおいになっています」
ミドル脂臭 対策は
どう対策するのがよいのでしょうか。
「(髪を)洗う前にお湯で流す予洗いの時間があると思うのですが、予洗いのタイミングで汚れを落とす時間がすでに始まっていますので、予洗いを必ず1分以上していただくことをおすすめしております」
対策は他にもあります。
「後頭部・頭頂部に入念に塗りつぶすように洗う。頭皮の刺激を気にして優しく洗いたい方もいると思うのですが、それだとなかなか汚れは落ちていきません」
職場でできる意外な対策も紹介されました。
セミナー参加者
「(Q.汗対策、なにかしている?)乾いたハンカチで、普段携帯しているハンカチで拭く」
このような汗対策は、イマイチだといいます。
根岸主任
「タオルを少し湿らせてから使っていただくと、より汗の成分を拭き取りやすい。気化熱によって表面の温度も逃げやすくなります」
説明を聞いた男性は…。
セミナー参加者
「(濡らして拭いた方がいいとは)今まで知らなかった。逆にもう十何年間間違って続けていたということになる」
ビジネスに大事なのは汗マネジメントだといいます。
根岸主任
「汗は生命維持に必要な機能ですので、必ずしも止めたい、なくしたいではなく、うまくお付き合いしていく。かきたい時は気持ちよくかいていただいて、一方で抑えたい時はしっかりと正しいケアをしながら抑えていただく」
(2026年7月23日放送分より)
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