ニュース番組『わたしとニュース』に元総理大臣の故・田中角栄氏の娘で元外務大臣の田中真紀子氏が出演。その際、ファーストレディーとして田中角栄氏とともに外交の場に参加してきた真紀子氏が映像を振り返り、当時のエピソードを語る場面があった。
「よく覚えている。どの場面も」と懐かしむ真紀子氏に、特に印象的だったエピソードを聞いた。
「エリザベス女王に同行させていただいて、バッキンガム宮殿に行った。そのときに、広い部屋で緊張して待っていた。足音がして女王陛下が来られる。もちろん、靴を履いておられる。そしたら、ハンドバッグを持ってこられた。庶民の感覚で、自分の家にお客さまが来るときに、なんでハンドバッグと」(田中真紀子氏、以下同)
「やはりセットで。屋内でも場合によっては帽子もする。お会いするときに、それがすごく印象的だった。その後、競馬の話になって、うちの父は競走馬をいっぱい持っている。馬の名前は全部、娘の名前がついている。マキノオウ、マキノホープ、マキノアサで、マキノミドリ。『あなたの名前は何と言うの』と聞かれたから言ったら、『お嬢さんの名前を馬につけている』と言った。『うちも私も馬をいっぱい持っている』と言われ、『もちろん存じ上げています』と言ったら、『昨日、アンが落馬してね、骨折したのよ』とおっしゃったので、『それはいけませんね』と応じた。その時の女王陛下は母親の顔になられていて。女王陛下がバッグを下げて来られて、アン王女が怪我なさったお話を伺ったのがとても印象深い」
続けて、田中角栄元総理が真紀子氏を外交の現場に帯同させていた理由について聞いた。
「行くものだと思っていたし、真紀子に世界中を見せてあげたい、それがお父さんの夢だと小さいころから言っていた。自分の夢を実現するために連れて行ったのではないか」
娘から見た田中角栄元総理とは
