ニュース番組『わたしとニュース』に元外務大臣の田中真紀子氏が出演。外務大臣時代にカメラの前で涙を流した“まさか”の裏側を明かした。
「この間も新聞で、涙を流していてだらしないというようなことが書いてあったけれど、あれには裏があった。外務大臣の公務でものすごく忙しい。役所に帰ってもいろんな決裁事項もある。そのときに、ある偉い方から『来い』と外務省に電話があった。『大臣室に来ていただいてください』と言ったら、『自分は行けない、どうしても来い』と。えらい肩書きだったから、もう秘書とすっ飛んで行った」
「『何のご用ですか』と聞いたら、『お菓子を下げなさい』と事務の方で下げさせて『僕がさっき買ってきたものを出しなさい』と言った。ピーナッツ、南京豆が入っていた。ご用件は?と聞くと『田中角栄の娘がピーナッツを食うところを実際に見たかったから呼んだんだよ』と言われた。『は?』と返したがロッキードの、賄賂の代名詞がピーナッツと言われている時代だったので、直に食べているところを見てみたいから、激務の外務大臣をわざわざ呼んだのだという。『じゃあ、お暇します』と出て行ったら、マスコミが『何の用ですか』と聞いてきて…。政治の話かと思ったのに、こんなくだらないことで人呼ぶのかと思ったら、涙がぽろっと出てしまった。本当のこと言えばよかったんですけど。それは失礼だと思ったのであえて言わなかった。言っていればあの方は政治家としてクビだったでしょうね。まぁなんてつまらないことで政治家は時間を使っているのかなと思ったら残念でしたね。」
真紀子氏が明かす外務省と対立した理由
