真紀子氏が明かす外務省と対立した理由
つまらないことで政治家の時間を使っていると思ったら残念だったという真紀子氏。そういったことが他にもあると明かす。
「この間も事務次官をやった方が新聞に書いておられて、真紀子さん外務大臣になったけれど外務省と対立したと。外務省の機密費の流用問題があって、田中新大臣が来た。人気者で来たのだけれど、すぐダメになった。外務省とぶつかったからでおしまいになった、で文章が終わっていた」
しかし、実際には外務省と対立する理由があったことを告白した。
「外務省改革をしてくれと小泉総理から言われていた。国民の税金を外交官が勝手に使ってもよくないからということで。私は外務省でいろんなこと聞いてみたけれど、みんな関係者だからはっきり言わない。そしたら委員会では私が困ることばかり聞かれるようになった。私が追求することを潔しとしなかったんでしょうね。組織の中身もわからなかったから、正面からまともに取り組むと大やけどをする。やってもらっちゃ困る方が蠢いているのが社会だということを学びました」
続けて、真紀子氏にそのような時期に田中角栄元総理のことなど思い出したりすることはあったか聞いた。
「直接父と関係づけてということはなかったけれど、今振り返ってみると、やっぱり相当悔しい思いとか、慚愧に堪えないことはいっぱいあったのだろうなということは想像がつく」
最後に、今、女性の政治家が少しずつ増えてきているなか、政治風土についての考えを明かした。
「女性が総理にもなれているし、いいことだと思うけれど、あまり女性とか男性とか、私自身は意識しないできた。父もまたそんなことをしなかったから、私を普通に連れ歩いていたし、あらゆる場面を見せたわけです。人間としてものを見てほしいということを言っていた。私もそういうこと引き継いでいるから。政治家で『私女性だから当選した』とか『総理になった』とか思っておられないと思うんです。むしろ世間が数が少ないから特殊な目で期待したりしているんじゃないでしょうか」
(『わたしとニュース』より)
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