その約1週間後、父親は息を引き取った。最期の夜は、片岡が1人で付き添っていたという。
「夜中でしたから、母と兄が来るまで『延命措置(心臓マッサージ)をしますか?』と。僕が『もうやめてください』と言って、父親の目からどんどん生気が失われていく。命が終わる瞬間を見せてくれたのかもしれないですけど、大好きだったので、すごくショックで」
試験に向けたやる気も完全に失ってしまったが、それでも片岡を支えたのは生前の父からの応援だった。「本当にいいことだから、信和、頑張れ」という父の言葉を思い出し、「せめて予報士試験だけは絶対合格してやろうと。そうしたら奇跡が起きたんです」と、現在の明るいキャラクターの裏にあるエピソードを語った。
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