「動物病院は圧倒的な人手不足」現役獣医師が語る現状 新人も次々に離職…命に対する向き合い方に飼い主とギャップも 15歳未満の子どもより多いペット数

ABEMA Prime
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■全国1700万頭 ペットはこのまま増え続けてもいい?

人手不足の動物病院
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 こうした状況に対し、出演者からはさまざまな意見が上がった。2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏は「職業は需要と供給で価格が決まる。動物病院が少なくなれば、ここしか助けられる場所がないから『500万払え』と言える。自由診療なのだから値上げすればいい。すごく高くして、従業員に分配すればいい」と市場原理による解決を主張する。

 保育士・てぃ先生は、ペットを3匹飼っている。ただ、「誰でもペットを飼える状況になっていることも考えものではないか。ペットショップでローンを組んで購入するような場合、その子が病気になった時に費用を払えるのかを基準として考えるべきではないか」と問題提起した。ギャルタレント・あおちゃんぺも「病院代100万円も織り込み済みで、それでも払えるから飼育したいという人だけが飼うべきだ」と同調した。

 ひろゆき氏はさらに、「ドイツでは犬を飼う場合、年間に100ユーロ程度の犬税を払う制度がある」と紹介。徳田氏もこれに応じ、「犬税などを取って国が守る仕組みがある国では、飼い主が税金を払っているから堂々と飼える。日本は国や行政が保護しないから、飼い主の思い込みに左右されてしまう」と述べた。

 人材確保に長年頭を悩ませてきた徳田氏が打ち出したのが、「採用より育成」という発想だ。約20年前から動物専門学校を設立し、現在は1学年60名、全体で160〜180名の学生が学んでいるという。「動物看護師はこうあるべきだ、動物の命はこういうものだということを教えて3年待てば、結構な即戦力になる。人を確保するよりも、そういう仕組みを作った方がいい。教育が一番重要だと思う」と力を込める。

 外国人雇用については慎重な姿勢を示す。「日本人の命に対する考え方は独特だ。キリスト教やヒンドゥー教など、外国人が持つ動物の命の価値観とは異なる部分がある。命の現場では外国人雇用は少し難しいと思っている」と説明した上で、「だから今も専門学校で私の考えを教えて、各動物病院に送り出している」と述べた。ペットへの需要が拡大し続ける中、次世代の担い手をどう育てるかが、獣医師不足を解消する鍵になるという。
(『ABEMA Prime』より)
 

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