体験したことのない暗闇で「34時間すごした」ご飯もトイレも真っ暗のなか…衝撃の体験明かす

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 以前から瞑想に興味があった堂前は、完璧な暗闇の中で外からの情報を遮断し、ひたすら自分と向き合う「ダークネス・リトリート」の存在を知る。海外には専門施設があるもののスケジュール的に渡航が難しかったため、山梨県にある一棟貸しの宿泊施設を借り、自らの手で「暗黒ハウス」を作り上げることに。堂前はすべての窓に遮光カーテンやテープを隙間なく貼り巡らせて光を完全に遮断。さらに、万が一の精神的トラブルに備えて看護師が待機するという万全の体制も整えられたと言う。

 昼の12時から翌日の夜10時までの34時間という長丁場に挑むため、堂前は事前にパウチのゼリーやパンを買い込み、暗闇でも食べられるように準備。トイレまでの移動も壁を触りながら行けるよう事前確認し、またペットカメラをつけてもらい、隣家にはモニター監視するスタッフや看護師を配置するなど準備を整えた。

 しかし、いざ室内に入るとエアコンの稼働ランプまでテープで隠された空間は「暗すぎて…」と、「何の光もない、体験したことのない暗闇。暗闇というより黒の中にスポンと入っているような感覚」という異様な暗闇だった。

 その空間に入った瞬間、堂前はあまりの暗闇にビビってしまい、自分が大のオバケ嫌いだったことを思い出して激しい恐怖心に襲われる。「目を開けている時に何か見えたらどうしよう」と怯えて目を瞑り続けることしかできなくなり、そのまま体感で8時間ほど眠っていたという。起きて空腹を満たすとようやく恐怖心は薄れたものの、今度は「終わったら山梨グルメ食べに行こうかな」といった雑念ばかりが浮かんで思ったより集中できない時間が続いた。外界の音が遮断された空間で外の鳥の鳴き声を聞き、ようやく朝を迎えたのでは?と察するなど、時計のない暗闇の中でひたすら自分自身と向き合い続けることとなった。

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