KO率100%の新鋭が放った右フック45秒ワンパンKO劇。振りかぶって狙いすまし耳裏の“急所”にグサリ。相手は”くの字”に折れながら床をはいつくばり撃沈。実況席も思わず「瞬殺!」と叫ぶような”一撃“KOだった。
7月25日に後楽園ホールで開催された「Krush.190」で川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)と浜名颯斗(K-1ジム大宮チームレオン)が対戦。試合は開始直後45秒の”一撃”決着。21歳の浜名が、右フックの豪快なKOで、デビューから4戦4勝(4KO)。無敗のまま、全勝全KOというパーフェクトレコードを継続した。
K-1アマチュア-65キロ級で全日本2回を含む7度の優勝を誇る浜名。昨年2月のK-1代々木大会でプロデビューし、3戦3KO勝ちでプレリミナリーを卒業し初の本戦出場を果たした。対する川越はプロ17戦のキャリアを持つ中堅、2連勝から新星を迎え撃つ、浮上を確実にしたい一戦だ。
両者オーソドックスの構え、開始序盤は静かに距離をとりながらの攻防。川越が軽くローや左のパンチで合わせ相手の動きをうかがうと、浜名も右の鋭いローで触る。
均衡が崩れたのは開始40秒。浜名が踏み込んで渾身の右フックを振り抜く。「ボコっ」と乾いた音とともに、川越はヒザからマットに崩れる。
問答無用のひと振りに、ABEMAの解説・卜部弘嵩も「一発だ…」と声を漏らすなか、川越が立ち上がろうとするも、腰がくの字に折れたまま足元がおぼつかず、床をはいつくばるように崩れ落ちゴング。実況・波多江良一アナウンサーの「瞬殺!!!」の声が響き渡る。
実況席の宮田充Krushプロデューサーが「これは想像していなかった」と漏らせば、卜部も浜名の一発の説得力に「凄いなぁ、面白い選手だなぁ」と舌を巻く圧巻の一発KO劇。
リプレイ映像では、えぐるように相手の側頭部へグサリと刺すような一発。ファンも「すげえの入った」「危ない」「こいつ凄いかも」と語彙を失うが、宮田が「側頭部のあたりを捉えるとこの辺効くんですかね?」、卜部が「耳の裏効きますね、急所ですね」と解説。
卜部が「Krushらしい」の言葉どおり、一撃KOを追求するKrush再始動「リブランディング」に相応しい勝利。打ち終わりには手応えと確信の”追撃なし仁王立ち”と、浜名の新人離れした大胆かつ堂々とした姿も印象的だった。
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