年齢差は15歳、7年のブランクから再挑戦を決意した36歳のベテランと21歳新鋭の対決は、新鋭の容赦ない怒涛のラッシュに「止めろ、止めろ!」「サンドバッグだ」とファン騒然。心配の声が相次ぐタオル投入の衝撃TKO決着となった。
後楽園ホールで開催された「Krush.190」。“TANK”和将(K-1ジム蒲田チームアスラ)と瑠唯(リーブルロア)の対戦は、2ラウンド開始直後にタオル投入で決着。勢いに乗る21歳・瑠唯が怒涛のラッシュで連勝を更新した。
今年1月に7年ぶりに現役復帰した36歳“TANK”和将と、K-1甲子園やアマチュアでの優勝実績を経て、デビュー戦の敗戦を除く現在6戦負け無しの瑠唯による“年の差15歳”対決。
ゴングとともにロー、前蹴りと積極的に前に出る瑠唯。ボディへのミドルや前蹴りも鋭く入りTANKが前に出れない場面が続く。スイッチしながらパンチと蹴り、上下にも打ち分ける変幻自在の攻撃。ラウンド後半にはアッパーや左右のラッシュ、終了間際にも怒涛の連打でTANKは防戦一方。残り10秒で瑠唯の強烈な右フックも飛び出しTANKがスタンディングダウン。ファンからも「これは厳しいか」「サンドバッグだ」「止めろ、止めろ!」と心配の声が相次ぐ中、TANKは不屈のファイティングポーズ。同時にゴングに救われラウンドを終える。
しかし2ラウンドも瑠唯の猛攻は止まらない。ガードを固めるTANKに対してボディから入ると、アッパー、前蹴り、左ストレートなど左右の連打。再び防戦のTANKを見て、セコンドがタオルを投げ込み試合終了となった。
立ったままでの決着にやや納得のいかない表情のTANKだが、この判断には「止めないと」「ナイスタオル」や「2ラウンドはなくてもよかった」などTANK陣営の早めの英断への支持が並んだ。試合前には「年齢はただの数字」と再チャレンジへの意欲を示していたTANKだが、この試合では勢いにのる新鋭に全く手が出ず、悔しい完敗となった。
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