実はこの映像には、続きがあった。「胸元に付いているカメラの映像。回っているのを事故の時は気づいていなくて、家に帰った時に『撮れてる』となった」。偶然胸元で回り続けていた小型カメラが、その後の一部始終を捉えていた。
その映像には近所の住人が駆けつけてくれた様子や、警察に状況を話す場面が映っていた。「ぶつかってすぐ女性の方が降りてきてくれたんですけど、『すいません』って言った時がもう笑っちゃってて…。ちょっと喋りたくないなっていう感じのほうが強くて、何も言わないでほしいっていうのが強かったですね」
保険会社によると過失の割合は、安全な場所に停車し、ハザードランプもつけていて、100対0で相手方に非があるということだったが、SNSでは「どっちもどっち」という声も上がった。
「映像でもやっぱり実際に見た感じと全然違う。コメントでもすごいいろいろ言われるんですけど、『違うな』と思いながらスクロールって感じで」
改めて車体の損傷を見てみると、直撃した右後方はものの見事にへこんでいた。その後、車両は友人たちがレッカー車を手配し運搬した。
しかし、これらの様子をなおさんが公表したのは4カ月以上経ってからだった。「ぶつかった瞬間を見るたびに心臓がウッとなる。もう無理だと思って編集できなかった。しばらくの間はもうずっと家にいる感じ。Xとかインスタも見てるとこが(他の人の)車の投稿ばっかりなので、見たくないな、うらやましいみたいな感じになっていましたね」。
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