一瞬の駆け引きから生まれた、流れるような一撃だった。バスケットボール日本代表のPG河村勇輝が『NBAサマーリーグ』で、鮮やかなステップバックから3ポイントシュートを沈める“必殺ショット”を披露。美しいフォームでネットを揺らすと、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
【映像】河村勇輝、超絶フェイク→必殺“ステップバックスリー”
『ABEMA』では8月8日、NBA本契約を目指す河村の“勝負の夏”に独占密着した特別番組『河村勇輝 NBA SURVIVAL』(全3話)の第2話「激闘」を公開。サマーリーグ第2戦となるフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(76ers)戦に密着した。
「渡米する前に3年計画を掲げていて、3年目は本契約を取る」と語る河村は、インディアナ・ペイサーズの一員として『NBAサマーリーグ』に参戦。未来のスター候補463選手が集い、全30チームが参加する“公開オーディション”に挑んでいる。
この試合でもベンチスタートとなった河村だが、コートに立つと持ち味のハードディフェンスで流れを引き寄せる。そして60ー73と13点ビハインドで迎えた第3クォーター残り1分23秒、真価が発揮された。
スローイン後にボールを受け直すと、そのまま自ら仕掛ける。対峙したダンテ・マドックス・ジュニアのディフェンスに対し、左手でブロックしながらボールをキープ。ドライブの構えから一瞬で反転し、強いコンタクトで相手を押し込み、シュートスペースを作り出した。
ここで河村は冷静に状況を把握。味方の動きに合わせて一度ドリブルを入れるも、それは巧みなフェイク。次の瞬間、ステップバックで3ポイントラインの外へ下がると、そのまま美しいジャンプショットを放ち、完璧に沈めた。
この一連のプレーに会場は騒然。シュートが放たれた瞬間に観客が立ち上がり、ネットが揺れると同時に大歓声が爆発。「ユウキ!」のコールも響き渡った。
試合は93ー100で敗れたものの、河村は19分1秒の出場で13得点・3リバウンド・3アシストを記録。初戦を上回るパフォーマンスで、確かな存在感を示した。
“技術で仕留める一撃”――その完成度の高さを証明するシーンだった。
(ABEMA/河村勇輝 NBA SURVIVAL)


