■「元気になってからではなく、今日からやってみてほしい」治療と回復への道
原井氏は、強迫性障害の治療について、まず「休んで治る病気ではない」と強調する。「メンタル疾患イコール家で休んでストレスを避けなさいとの指導もあるが、この病気にはあてはまらない。できるだけ休ませないようにしている」。
いつきさんのように一人暮らしで症状が悪化しているケースについては、「まず外に出られるようにする。本人なりのマイルールが形成されてしまっているので、まずルールを少しずつ壊していく。ルールを壊す理由が必要なので、人と会ってみる、仕事を探すためならこのルールは壊せそうだ、というところからメリットが出るようにしていく」と治療の方向性を示した。
また、完全に治そうとすること自体が強迫になってしまうケースもあると指摘する。「ゼロか100かの思考が小さいころからついていて、完全に直したいことが強迫的になっている方もいる。それで追い詰めてしまう」。
最後に、原井氏はいつきさんに向けて「よくあるのは『元気になってからします』『後からやります』とおっしゃる方がいる。せっかく今日おっしゃっていただいたので、今日からでも、明日からでもやってみてほしい」と語りかけた。
(『ABEMA Prime』より)
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