高さの壁を、たった一瞬で無力化した。バスケットボール日本代表のPG河村勇輝が『NBAサマーリーグ』で、高身長3選手に囲まれながらもノールックパスで局面を打開。密集を切り裂く圧巻の一撃に、会場のファンは釘付けとなった。
『ABEMA』では8月8日、NBA本契約を目指す河村の“勝負の夏”に独占密着した特別番組『河村勇輝 NBA SURVIVAL』(全3話)の第3話「未来」を公開。サマーリーグ最終戦となるニューオーリンズ・ペリカンズ戦に密着した。
「渡米する前に3年計画を掲げていて、3年目は本契約を取る」と語る河村は、インディアナ・ペイサーズの一員として『NBAサマーリーグ』に参戦。未来のスター候補463選手が集い、全30チームが参加する“公開オーディション”に挑んでいる。
1勝3敗でトーナメント進出の可能性が消滅した中で迎えた第5戦。ペリカンズ戦の第1クォーター残り4分41秒、河村がコートに立つとすぐに違いを見せた。
コート上には高身長の選手が並び、ペイサーズはフィジカル面で劣勢。それでも河村は、味方のパスに合わせて鋭くドライブし、一気にペイントエリアへ侵入する。
しかしその先には、3人のディフェンダーによる“壁”。完全に囲まれる形となるが、河村はここでジャンプ。視線を向けないまま、ゴール下へノールックパスを送り込んだ。
このパスが寸分違わず味方に通り、そのまま得点に直結。密集を切り裂く一撃に、会場からは大きなどよめきが起こった。
この日、ペイサーズは91ー73で勝利。河村は5試合の中で最長となる20分5秒に出場し、6得点・5リバウンド・12アシスト・1スティールを記録。特に12アシストとゲームメイクで圧倒的な存在感を示した。
“高さを無効化する視野”――その特別な能力を証明するプレーだった。
(ABEMA/河村勇輝 NBA SURVIVAL)


