難関大学で学科代表や学生会長を務め、社会人として誠実に働いていたリュンギは、突然の胃がん宣告により人生が一変した。「食道に近いから胃を全摘する必要がある」と告げられ、現在は「胃は全摘、食道と小腸がつながっている状態」。今も全8回の補助化学療法のうち4回目を終えた闘病の真っ只中にいる。
一方ロビンは2022年に血液がんの一種「骨髄異形成症候群」と診断され、抗がん剤治療による脱毛や容姿の変化に絶望した。「男みたい」とショックを受け、自分を憎むまで追い詰められたが、100%型の適合した姉からの骨髄提供を受けて復調の兆しを掴んだ。治療から約3年が経過しているが、抗がん剤の恐怖や「自分はなにもできない人」と思い込んだ過去の傷から、恋愛に対して人一倍慎重な姿勢をとっていた。
見晴らしの良いカフェで、リュンギから「合う部分はありますか?」「まだ知らない部分もあると思うけど理想のタイプに近いです」とアプローチされ、嬉しそうに「ありがとう」と答えていたロビン。
しかし帰り道の車内では一転。相手によってデート時間を選ぶシステムで、リュンギがロビンに100分とたくさんの時間を割いたにもかかわらずロビンは10分のみ。自分に好意が示されていないことを知ったリュンギはロビンに「10分を選んだ意味を…」と質問した。
ロビンは言葉を選びながら「昨日の出来事がずっとひっかかっていました」と前日の自己紹介での話を切り出し、「闘病の話を聞きながら、正直にいうとまだ闘病中ですよね?」と直球で質問。
ロビンは「恋愛をするこれからの自分を想像してみたんです。私はこういう恋愛が少し苦手だなと思いました」と本音を吐露。ロビンは自分が気を使って相手に合わせられないのではないかと不安になったと言い、「申し訳なく思いました」と素直な気持ちを明かした。
カフェでリュンギが飲み物をゆっくり飲んでいたシーンにも「気づけなかった」と悔やんむロビン。「未来を考えたら怖くなった」と素直な恐怖を語るロビンに、リュンギも納得したように聞き入りながらも、「ずっと恋愛に慎重だったので申し訳ない気持ちもあって、罪悪感もあります」「それでもありがとう」と感謝を述べていた。
