
10年前の地震で甚大な被害が出たのが熊本県益城町です。こちらの製麺所では、前回を超える被害を受けましたが、今、復旧に向けて動き出しています。
地震から1週間、店を再開
この一杯を待っている人がいました。
20代
「先週くらいは(店が)開いていなくて。昆布の味がしっかりしていて、生麺でつるっと入って暑い日に最高。100点」
麺を届けているのが、益城町の製麺所です。しかし…。
富喜製麺所 村上誠一郎さん
「特に被害が大きかったのは奥にある麺を乾燥させる機械。これが大きく倒れてしまって。10年前は倒れなかったが、今回は倒れてしまった」
10年前は震度7を2度。そして、今回は震度6強。
「地盤が下がって、排水管はもともとつながっていた。10年前も同じようになって直したけど、また同じようになった」
麺を作るのが難しくなりました。それでも、待っている人がいる限り立ち止まるわけにはいきません。
「これは代表商品のつけ麺用の麺。東京(の製麺所)から送ってもらっている。僕らのレシピで作ってもらっている」
東京などから麺を調達。地震から1週間、店は再開しました。
「食べて少しでも元気になってもらえたり。『早く開けてほしい、大変な状況だけど』(お客さんから)声をもらったので、1日でも早くラーメンを提供する行動に踏み切った」
地震3日後に施設立ち上げ
守るのは、子どもたちの居場所も…。
施設は、地震の3日後に開かれました。
小学3年の蒼晴くん。自宅が被害を受けました。
蒼晴くんの母
「とても助かります。(子どもが)遊びに行こうとしてた場所が避難所になってしまって。どうしようかと言ってた時、こちらがあるよと(聞いた)。子どもたちにも影響があったのか、身体的にもトイレに行けないとか。リフレッシュになったのかなと」
施設を立ち上げたのが、Table共同代表の井下友梨花さんです。
「自分が被災することが初めてだった。2歳半の子どもと家で過ごしながら、いっぱいガラスが割れて歩けない状況だった。片付けを子どもがいる状態で頑張ろうとして、子どもも親もお互いイライラする状況が町にたくさんある。皆さんに心の余裕を少しでも作れたらと開いた。子どもにとって自分が自分でいられる場所が大切」
(2026年8月12日放送分より)
この記事の画像一覧
