【WWE】RAW(8月10日・日本時間11日/バージニア・ノーフォーク)
米マットで展開されたマスクマン2人のハイフライヤー対決。あっと驚く3回転スプラッシュが華麗に決まるか…と思わせた最大の見せ場で、空気を読まない男がとった“まさか“の行動に「おい、返すんかい〜」「キレイに決まったのに…」「受けてやれよ!」などツッコミが相次いだ。
ペンタとラレド・キッドのメキシカン同士の対決。9月中旬に行われるローマン・レインズのワールドヘビー級王座に挑む挑戦者を決めるトーナメントの開幕戦。勝者は地元メキシコの地で王者に挑戦する権利を得るというルチャリブレ勢中心の特別なトーナメント。その開幕となるペンタとラレド・キッドによる一戦は、終始高速のルチャスタイルが展開する見ごたえある一戦となった。
この試合では、WWEと提携関係にあるAAA混合タッグ王者のラレド・キッドのハイフライヤーぶりが際立った。開始から打点の高いミサイルドロップキック、空中で屈伸を加えた独特の場外ムーンサルト、捻りを加えたセントーン、リバースのポイズンラナ、さらには1回転半の450スプラッシュなど、ハイレベルの空中技を次々と繰り出しペンタを翻弄する。
終盤の攻防はさらにスリリングな展開。ペンタがトペ・コン・ヒーロで場外に飛び、リング内でペンタドライバーを叩き込む。いつもであればこれで決まる展開だが、メキシコ時代からのライバルとしての意地かラレド・キッドは粘り強くキックアウトする。
直後、ラレド・キッドはみちのくドライバーで攻守逆転すると、トップロープに上がり“トルニージョ・スプラッシュ”を敢行。勢いよく高速横回転しながらのトルネード攻撃にファンから「さすがかっこよく飛ぶね」と歓声があがるも、ペンタが直前で攻撃を回避。あまりにも美しいスプラッシュを避けるペンタの塩対応に「おい、返すんかい〜」「キレイに決まったのに…」「受けてやれよ!」と見せ場を失ったファンからのブーイングが相次いだ。
一方のペンタは地元大舞台でタイトル挑戦のチャンスを逃す筈もなく、間髪を入れずにメキシカン・デストロイヤーを決めてあっさり3カウントを奪取。ラレド・キッドの華麗かつ危険な空中技が試合を盛り上げ、ペンタはWWEスーパースターとしてそれに応える形で完璧なフィニッシュで試合を終えた。
最後の受けでのラレド・キッドの豪快なバク転からの突き刺さりっぷりも壮絶で、ファンは「自爆するのも技術のうち」「首やばいだろう」とリアクション多数。自爆となったもののリプレイ映像で流れたスプラッシュの高速回転に「横3回転くらいしてる?」とどよめき、話題の中心は、敗れたルチャドールに集中。トーナメントの幕開けとして、ルチャの醍醐味を十分に伝える一戦となった。(ABEMA/WWE『RAW』)
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