14日、気象予報士の竹内青空氏が現在の雨雲の状況と今後の雨の見通しについて解説し、雨があがっている地域でも引き続き警戒を緩めないよう注意を呼び掛けた。
竹内氏によると、湿った空気と上空の強い寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となっており、現在西日本から東北にかけて所々で活発な雨雲が流れ込んでいるという。
千葉県千葉市では今朝7時までの24時間雨量が観測史上最多となる367ミリを記録するなど記録的な豪雨に見舞われたが、竹内氏は千葉県(千葉市・市原市)だけでなく岩手県、秋田県、宮城県にもレベル4の土砂災害危険警報が発表されている点に言及。「決して千葉だけの話ではない」として、広範囲での警戒が必要との認識を示した。
また、雨があがった後も土の中には大量の水分が残っており、少しの雨でも土砂災害が発生する危険が高まると分析している。竹内氏は、崖の割れ目やひび割れ、崖からの湧き水や小石の落下、山鳴りや異様なにおいといった前兆現象を確認した場合は「すぐにその場から離れてほしい」と訴え、ハザードマップ等で警戒区域を確認するよう促した。
今後の雨の動きについて、竹内氏は東北地方では夜のはじめ頃にかけて断続的に激しい雨が降る恐れがあると見込んでいる。さらに、明日の明け方にかけて特に注意が必要な地域として関東甲信地方を挙げた。
雨雲の動きの予測によると、14日夕方頃には東京都心にも活発な雨雲が流れ込み、夜になると埼玉県や東京都西部、神奈川県、群馬県など、前日よりやや西寄りの地域でライン状に活発な雨雲がかかる見込みだという。竹内氏は、風のぶつかり合いなどスケールの小さな局地的な現象は事前予測が非常に難しいと解説。予想以上に雨雲が発達する可能性にも触れ、「現在雨があがっている状況でも安心しないでいただきたい」と強い警戒を呼び掛けた。
明日15日以降の天気について、竹内氏は高気圧が西に勢力を強める影響で、不安定な天気のエリアが西へ移ると予測している。明日は東海や北陸、近畿地方などで激しい雷雨となる恐れがあるとし、天気の急変に注意するよう求めた。
16日には上空の寒気が退くため大気の不安定な状態は解消に向かう見込みだが、西日本で雨の降る場所があると見ている。また、来週は太平洋高気圧の影響で晴れ間のある日が多くなる見通しだが、名古屋で35度以上の猛暑日が復活するなど暑さが厳しくなると予測。大雨の後の片付け作業などを行う際は、熱中症対策を徹底するよう注意を呼び掛けた。
(ABEMA NEWS)

