
トランプ大統領が北朝鮮について「57発の核兵器を持っている」と発言しました。さらに、保有を容認すると取れる発言も。
トランプ氏「北朝鮮は核57発」
今度は異例の発言です。記者から、北朝鮮の金正恩総書記と書簡のやり取りをしているのか、聞かれた時のことです。
トランプ大統領
「それには答えられないが、彼とはうまくやっている。彼は非常に強力な核弾頭を57発もっている」
アメリカは北朝鮮を核保有国として認めておらず、具体的な核弾頭の数にも触れてきていません。それが突然、「57発保有している」と発言したのです。
「許すべきではなかった。私が大統領だったら許さなかった。だが手に入れてしまった。彼(金正恩総書記)とは非常にうまくやっている。イランには核兵器を持たせられないが、金正恩のことはよく知っている。我々に賢い大統領がいれば、彼は問題ない」
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所がまとめた年次報告書では、北朝鮮が持っている核弾頭の数はおよそ60発だと推定されています。
トランプ大統領が上げたのは、それより具体的な「57」という数字です。
アメリカ政治に詳しい
上智大学 前嶋和弘教授
「北朝鮮の核の開発が完成しているかどうか、まだ公式にアメリカでは完成していると言ったことはない。(今回)北朝鮮は核保有国なんだと、具体的に言ってしまった。北朝鮮が核を持っているということを大前提として、アメリカが動いていくことが想像される」
トランプ大統領は年内にも金正恩総書記と会うだろうと話しています。
トランプ大統領
「(Q.今年後半にも会う?)あぁ、そのつもりだ」
トランプ大統領は、過去3回、金正恩総書記と会っていますが、目標としていた北朝鮮の非核化は実現できませんでした。再び非核化を目指すのか問われると…。
「そのことは話したくない。だが金正恩とは良い関係を築いている。彼はバイデンのこともオバマのことも好きではなかったが、私のことは好きだった」
前嶋教授
「一連のトランプ大統領の発言で抜け落ちているのが、東アジアの同盟国に対する考え方。北朝鮮の核を認めてしまってそれを温存するような形になったら、韓国・日本の安全保障に対しては大きな脅威になる。このあたりをどこまで同盟国に説明していくのかまだ分からない。第一義的にはアメリカに対して大きな脅威にならないよう対応していく」
(2026年8月20日放送分より)
この記事の画像一覧
