■日本からの違和感と、米国内での熱狂・深刻な分断
日本から見ると不可解にも映るトランプ大統領の言動だが、米国内での受け止め方は異なる。
EXIT・兼近大樹は、「日本から見ていたら、あまりこちらに得がない大統領に見えるし、いろいろと突っつきたい部分が出ているが、アメリカにいる人たちの半分は喜んでいる」と、日米の温度差に言及した。
社会学者の富永京子氏は、「日本社会から見るから不思議なのは、日本は政治家への信頼度があまり高くない国だが、アメリカ社会における大統領の信頼度や尊敬度は高い。ある種、承認の装置になり、社会がそれを増幅させる可能性がある」と解説した。
さらにパックンは、アメリカ国内の深刻な分断について指摘。「アメリカは右派と左派でニュースを伝える切り口だけではなく、事実まで違う。だから見ている視聴者同士の話が全然合わない。分断が進んでいるため、政権が変わると政策も変わり、国民の意見もガラッと変わる」と説明し、支持者にとっては「”トランプ世界”では(やり方が)合っている」と信じられている現状を明かした。
終盤では、秋に控える中間選挙や今後の政治日程に焦点が当てられた。渡瀬氏は、「現在、トランプ大統領の支持率が下がっているが、ここが下限なのか、もっと底割れしていくのかによって変わる。今回の中間選挙は共和党に有利な構造になっており、支持率が回復すればまだまだ共和党もいける状況だ」と見通しを語った。
また、今年で80歳となったトランプ大統領の今後について、渡瀬氏は「本人は自分のことを現役だと思っている。82歳で大統領を辞めた後も、何かしら政治のことに関して強いリーダーシップをもっと発揮したいと思っている人であり、死ぬまでそういう人だ」と総括。SEKAIA株式会社CEO・薄井シンシア氏も「元々ビジネスマンだから生涯現役だと思っている」と同意していた。
(『ABEMA Prime』より)

