海での迷子を防ぐ“デジタルお守り”
一方、静岡県下田市の海水浴場では水難事故に繋がるリスクのある「迷子」の対策として、今年から新たな取り組みが行われています。
男の子が買ったカプセルトイに入っていたのは、黄色いリストバンドです。
安藤紗季記者「迷子になった子が付けているリストバンドを読み取り、保護者に知らせることが出来ます」
リストバンドには、近い距離で使える通信無線と二次元コードが搭載されています。事前に保護者がスマートフォンを使って子どもの名前や保護者の電話番号などの情報を登録しておきます。
もし、子どもが迷子になったとしても、ライフセーバーなど周囲の大人が二次元コードを読み取るだけで保護者へ居場所を知らせるメッセージが届く仕組みです。試験的にはじまったこの取り組みは、迷子が見つかってから保護者へ引き渡すまでの時間を短縮する狙いがあるといいます。
スウェル合同会社代表・山口智史さん「(迷子は)多い年で、シーズン通して20件強あって、混雑しているときに集中して、5件6件起きてしまうこともありますね。(迷子対応)1件1件が長引いてしまうと、ライフセーバーの他の事案に対応する業務圧迫にも繋がってくるので、そこを解消できないかっていうところから、迷子を保護したあとの再会を早くするコンセプトで作りました」
電池や専用のアプリは一切不要、防水仕様で海にそのまま入れ、半永久的にくり返し使えます。
スウェル合同会社代表・山口智史さん「感覚としては、お守りくらいの感じで買っていただきたいと思っているんですけど」
海の安全をデジタル技術で守る試みが活発化しています。放送や大人の見守りといった「これまでの安全対策」と、デジタルという「新しいお守り」を掛け合わせたハイブリッドな備えが、これからの「海の安全」を支える鍵になりそうです。(ANNニュース)
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