【WWE】SMACK DOWN(8月21日・日本時間22日/カナダ・トロント)
女子レスラーが見せたさりげないヒップに触れるタッチ芸。トップクラスのパワーを誇る”力の暴力”とは正反対の、軽く触れただけで試合の流れを変え、そのまま勝利まで手繰り寄せた。
WWE「SmackDown」で行われたティファニー・ストラットンとラッシュ・レジェンドのシングル対決。パワー一辺倒で振り切るはずのラッシュの、”ヒップを触る”まさかの頭脳プレイに相手が大悶絶するひと幕があった。
女子US王座から陥落後やや元気のないティファニーが、女子きってのパワーハウスと対峙するシングル戦。開始時こそ低空ドロップキックやローリングエルボーと一気呵成に攻め込むが、183センチとデカいのに動けるラッシュがカウンターのアッパーカットエルボーを皮切りに、MMAばりのヒザ攻撃の連発、古典技ベアハッグで振り回し、さらにはティファニーの場外へのスーサイドダイブをキャッチしコーナーポスト葬と、圧倒的なパワー差を見せつける。
ティファニーもハンドスプリング・スタナーなどカウンター攻撃、スワントーンボムは不発も丸め込みの十字架固めと逆転技に活路を見出す。さらにロープを2段、3段と駆け上がりフィニッシャー”プリティエスト・ムーンサルト・エヴァー”の体勢に入るが、ここでラッシュが意外な形で反撃にでる。
ラッシュが背後から、ティファニーがサードロープに足がかかる直前に軽くヒップに触れて自爆を誘う。ラッシュは、何が起きたか判らずパニック状態のティファニーを背中で抱え上げ叩きつける荒業”ラッシュ・エクステンション”一撃でカウントスリー。
自爆時にはコーナーにバランスを崩して下腹部を強打したティファニーから思わず「キャッ」と悲鳴が…。ファンからも「くいこんだ」「うわああ」と反応が続出。最後のフィニッシャーも結果的にダメージ蓄積で痛めている腹部への追撃となり解説の「週刊プロレス」井上光編集長も思わず「あー腹部を痛めてる…」と声を漏らした。
もはやWNBA出身の長身レスラーという肩書では語れない問答無用の破壊力もさることながら、機転を利かせた軽く触れるだけのフェイント攻撃で器用な戦いぶりを見せたラッシュに「強すぎる」「受けもいいし上手くなった」と称賛の声が相次いだ。
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(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)
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