【相模原17歳死亡】“あおり運転”直後に何が…バイクの男子高校生 頭部打撲は「鈍器ではなく…」元科捜研が分析

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 現場に到着した矢山氏は「ちょうど献花されているので、あの辺がバイクが発見された場所なのかな。公道から入って20メートルくらい」と話す。

 現場は公道から折れて入る1本の細い農道。農道の入口で鑑識のプロはある事に気が付いた。「バイクでも入りやすそうではあるが、入るには入ってもある程度のスピードがあると、ここにかなりの段差がある。だから農道にバウンドしてしまって。下は土ですし安定性は悪い」。

 段差でバイクはバランスを崩したか。「これは定かではないが、ここに一つタイヤ痕が残っている。ここちょっと、斜めにタイヤが入ってる感じがある。その辺でバランスを崩している可能性はある。途中でハンドルを取られたような感じ」。

 入り口から献花の位置までおよそ20メートル、そこまで持ちこたえてバイクは倒れたのか。矢山氏は現場の状況から転倒の可能性を打ち消していく。「その辺はそんなに目立った外傷はないだろうなとは思う。転倒したとしても転倒による頭部外傷は、そんな致命的な外傷にはならない。見るからに岩があるとかもない。何かしらの暴行による外傷のほうが可能性としては高い」。

 もう一つ、転倒が原因で死亡したことを打ち消すのは、バイクの同乗者の存在だ。「(転倒して)運転手も死亡した場合、同乗者も重傷を負っていないとおかしい」。

 同乗者は警察の調べに応じているが、一緒に転倒し負傷したのか、また暴行を受けたのかどうかは明らかにされていない。では、清水さんの脳挫傷は暴行によるものなのか、矢山氏が注目したのは死因にあった頭部の打撲だ。

 「(Q.鈍器のようなものを持っていた可能性は?)凶器は使っていないと思う」と語る矢山氏。遺体を見ていないことを前提に、一般的に鈍器などの凶器を使用して死亡させた場合、頭部が骨折する可能性が高いため打撲では済まないはずだと指摘。つまり、素手で頭部を殴られ死亡した可能性も考えられるという。

防犯カメラ映像を改めて確認すると新たなことが判明
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