ゴングと同時に強烈な右ストレートを一閃。その瞬間、意識を断たれたように“くの字”で前のめりになってマットへ沈んで失神。ラウンド終了と同時に発生したあまりにド派手な衝撃KO劇に「ギリギリのところ!完全失神!アゴ下を撃ち抜いた」と実況が絶叫した。
8月29日に後楽園ホールで開催された「RISE201」。窪山昂(フリー)と咲良優牙(PHOENIX)の試合は、1ラウンド終了のゴングと同時に咲良が窪山を右ストレートで粉砕。あまりに劇的な失神KOに会場騒然となった。
31歳の窪山は179センチの長身からの攻撃が魅力。RISEナンバー大会で過去2戦は敗れており3度目の正直。対するは2023年のRISE Nova全日本大会優勝などアマチュアでの実績を持つ19歳の咲良の一戦となった。
試合はゴングとともに咲良が鋭いローからパンチを連打。これに窪山も呼応し至近距離での攻防が続く。窪山が強いパンチを振り回すと、咲良は距離を取りながらのジャブやロー。デビュー数戦とは思えない落ち着いた試合運びを見せる。
ラウンド中盤、窪山が前に出ると、咲良が右ストレートをコンパクトに放ちダウンを先取。バランスを崩して尻もちをつくフラッシュ気味のダウンに窪山は「効いてない」とアピールするが、再開後も咲良がハイキック、パンチ、蹴りと上下満遍なく有効打を当てていく。
窪山はダメージ蓄積からかやや足元がグラつく場面も見られ、再び咲良の右ストレートを被弾するなど防戦一方。ここで1ラウンド終了のゴングが「カーン」と鳴り響くが、その音と同時に咲良が振り抜いた右ストレートをモロに被弾。一瞬にして脱力した窪山は“くの字”にフリーズ。そのままゆっくりと前のめりに崩れ落ちて失神。レフェリーは有効打と認めカウントをはじめるが、這いつくばったまま動けない窪山を見て即試合を止めた。
ゴングとほぼ同時に放った必殺の一撃に実況の小出アキラは「ギリギリのところ!完全失神!アゴ下を撃ち抜いた」と絶叫。ファンも「これはヤバい」「えぐっ」「失神」「ブザービート」「ギリギリ?」と興奮気味に続いた。
一部ファンから「ゴングの方が早かった」との声も聞かれたが、「ゴング前だ」「打ち始めの方が早かったな」「ゴングの方が早いけど止められないよな」と咲良がゴングとほぼ同時に振り抜いたとの意見が大勢を占めた。
スローリプレイでもアゴ下をえぐられた瞬間に窪山の顔は殴られた方向にねじれ、頭からマットに垂直に落下。うつぶせのまま腰がガクガクと痙攣するあまりに壮絶なダウンシーン。ラウンド終了のゴングをまたいだ試合時間は3分6秒だった。
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