各地で激甚な大雨被害が相次ぐ中、自らの命を守るために「いつ・どう行動すべきか」戸惑う声は少なくない。今年5月下旬から防災気象情報を5段階の警戒レベルに沿って整理する新たな運用が始まった 一方で、大雨に関する防災情報を得ても行動を変えない人がおよそ3割に上るなど、行動変容へのつなげ方が課題となっている。
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頻発する大雨災害の原因や、防災情報の伝え方について『ABEMA Prime』で議論した。
■大雨は温暖化の影響?
立て続けに発生する豪雨の要因について、気象学者で三重大学大学院教授の立花義裕氏は「地球が温暖化していることで、豪雨がより強烈になっているのは間違いない」と指摘する。
立花氏によると、地球温暖化によって引き起こされるのは空気の温度上昇だけでなく、日本周辺の海の温度上昇も同様だという。「海の温度が上がると、高温のお風呂から水蒸気が出るのと同じように、海から水蒸気がたくさん蒸発する。その豊富な水蒸気が雲のパワーを増す」と解説する。今年の海面水温は世界的に過去最高を記録しており、特に日本付近の海面水温が高くなっていることが、各地に激しい大雨をもたらした要因だという。
立花氏はこのような大雨被害は今後も頻繁に起こるとして、「昔の『低気圧が出るから雨が降る』という常識は今や通じない。以前は大雨が発生しやすい地域は九州や四国、紀伊半島などに偏っていたが、現在は北海道や日本海側を含め、日本中どこで起きてもおかしくない状態だ」と説明した。
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