ネパール土石流 複数の水力発電所が打撃 電力の9割依存…推進の背景とは 今必要な支援は? 2026/09/03 18:00 拡大する ネパールの大規模土石流で被害を受けた水力発電所では、軍による救助が難しい中、自前での捜索が続いている。温暖化による災害リスクがこれまでも指摘される中、ネパールが水力発電所の開発を推進した事情とは?海外からの支援の受け入れが始まっているが、ネパールは何を必要としているのだろうか? ネパールでは複数の水力発電所が打撃を受けている。ネパールが水力発電開発を推進する背景にはある事情があった。 ネパールの2024年の名目GDPが約6兆8000億円、一人あたりだと約23万円で、アジア最貧国の一つ。農林水産業が就労人口の57.3%を占める。また国内産業は未成熟で海外への出稼ぎ者の送金が外貨獲得の基盤になっていて、海外送金がGDPに占める割合は約28%に及んでいる。若年層の海外への流失も深刻な問題となっている。 続きを読む