ペットと一緒に避難所へ…被災地で受け入れ体制に差“家族”と離れたくない飼い主と、動物が苦手な人・アレルギーがある人との共存は

ABEMA Prime
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■「ペットを含めた避難計画を作ることが、人の命を救う」

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 こうした問題をどう捉えるか、出演者からさまざまな意見が出た。

 ひろゆき氏は、「犬猫を飼っている人にとっては、脳内で家族という認識になっているが、赤の他人から見たら単なる動物。できるだけ配慮はしてあげた方がいいが、人間優先という感じではないか」と述べる一方で、「フランスでは個室、台湾ではテントというように、そもそも避難する人のプライバシーを確保する構造であれば、ペットのためではなくても、結果的にペットと一緒にいられるようになる。避難所の雑魚寝文化をやめることが本質的な解決につながる」と指摘した。

 経済学者の柿埜真吾氏は、「日本の避難所は雑魚寝でプライバシーも何もない状況になっている。そもそも、ここがいい加減なのが間違っている」と指摘。 そのうえで、NPOへの運営委託など競争を働かせ、動物を受け入れない避難所やペットを受け入れて保護する避難所など、多様な選択肢を設ける案を示した。

 大学入試データベース「未来図」代表の孫辰洋氏は、妻が動物アレルギーであることを明かしつつ、「同じ空間での避難は正直厳しい」と率直に述べた。その上で「ペットを飼っている方が事前にシミュレーションしておくことも重要では」と問いかけた。

 元経産省職員の武井亜樹氏は、「避難中にメンタルが追い詰められる中で、動物がいると心が和らぐ方向に向かうのではないか。(一緒に過ごせる)同伴避難はいい構造だと思う」と述べた。

 こうした議論に対し、小黒さんは、「災害という観点では、ペットを抱えた人が避難行動を取るか否かがすごく大事になる。人の支援とペットの支援を対立させるのではなく、ペットを含めた避難計画をいかに作るか。そこが人命を救うことにつながる」と指摘した。さらに、2005年にアメリカで発生したハリケーン・カトリーナ後の調査で、避難しなかった人のうち44%が、ペットを残していけないことを理由の一つに挙げたとされる事例を紹介。「ペットを飼っていない方、ペットを嫌いな方にも知っていてほしい」と語った。 
 また、飼い主自身の備えについても「行政と民間が手を組んでしっかり周知するとともに、飼い主も一つの責任として、平時から避難行動のシミュレーションとトレーニングをしておくことが大事だ」と呼びかけた。
(『ABEMA Prime』より)
 

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