大混戦となった第6局を終え、両対局者は充実感と課題を口にした。激闘を制した藤井王位は「押さえ込まれて苦しい将棋だった。終盤はずっと急所がつかめないままだった」と対局を振り返り、「終盤まで見通せない難解な将棋が多かった。そういった将棋を指すことができて得るものの多いシリーズだった」と総括。対する伊藤二冠は「相早繰り銀の複雑な将棋になり、読みの精度を欠いた部分もあったが、終盤まで難しい局面が続いたので、最後もう少し何かなかったかなと思う」と語り、「2日制の将棋を6局指せたことは充実感のある時間だった。内容の悪い将棋もあったので、全体的に力が足りなかったと受け止めている」と前を向いた。
死闘を見届けたABEMAの視聴者からは、激闘を演じた伊藤二冠への労いと、両雄のライバル関係への興奮の声が殺到した。コメント欄には「匠二冠もメチャ強かった」「匠くん強かったお疲れ様でした」「匠惜しかったけどよくやったよ」といった温かいメッセージや、「やっぱ2人のタイトル戦は熱いね!」「やっぱこの二人だと面白いな」「やはり藤井を苦しめるのは伊藤なのね」と二人の宿命の対決に胸を打たれるファンが続出。「大激闘だった」「なんてすごい将棋なんだ」「観てるだけでも疲れるわ。お疲れ様でした」と、歴史に残る名シリーズを称える言葉で溢れ返った。
敗れはしたものの、最高峰の舞台で王者を極限まで追い詰める底力を改めて証明した伊藤二冠。将棋界の現在と未来を牽引する両雄のライバルストーリーは、これからもファンを熱狂させていくに違いない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





