将棋日本シリーズJTプロ公式戦は9月12日、熊本市の「熊本城ホール」で行われている2回戦第4局、藤井聡太JT杯覇者(竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将、24)と八代弥八段(32)の千日手指し直し局を開始した。
午後5時2分に成立した千日手局を受け、規定により先手と後手を入れ替えての仕切り直しとなり、本局は藤井JT杯覇者の先手番で幕を開けた。すでに両者ともに持ち時間を使い切っているため、初手から初手から考慮時間は無し、1手30秒未満で指し進める過酷な超早指し戦へと突入している。一瞬の判断ミスも許されない極限の状況下で、準決勝で待つ永瀬拓矢九段(33)への挑戦権をかけた決戦が繰り広げられる。
また、本局は令和8年熊本地震の被災地を励ます「熊本復興応援対局」として開催されており、終局時の総手数に応じ、1手につき1万円が将棋日本シリーズから熊本県へ寄付される特別な取り組みが行われている。直前に行われた千日手局が102手までの激闘となったため、この時点ですでに熊本復興支援として102万円の寄付が確定した。
この指し直し局で積み重なる手数も、さらなる寄付金として加算され被災地へと届けられる。極限状態の盤上で紡がれる白熱の応酬は、そのまま熊本への力強いエールとなる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





