■「休養しないとパフォーマンスが出せない」変化するスポーツの現場
指導者やサポート側に回った現在は、選手のケアについて「私も中高はしっかり休みを取る学校だった。成長期なので寝ることが最優先で、体を大きくすることやリカバリーを重要視しているチームだった。小学生の頃から腰痛があってもプレーを続けてこられたのは、そういう環境だったから」と語る。
日本リカバリー協会主席研究員の春木完堂氏は、スポーツ現場での意識の変化について、「まだまだ休むことに不安を感じる人もいるが、大学や高校でトップチームを指揮する人々には、『休養でコンディショニングを整えないとパフォーマンスが出せない』という認識が広がっている」と指摘する。
その上で、重要となるのが“発想の転換”だ。「休養を『権利だ』と思うと、行使するのも放棄するのも自分の判断になり、結果的に放棄してしまう。『義務だ』と言葉を変えると、しっかり取ってからハードワークしようという意識になる」と語った。
大山氏は現役時代を「『競技に人生のすべてをかけろ』と言われていたし、そうしなければ目指すところに到達できないと思い込んでいた。今は競技は人生の一部に過ぎないと思える」と振り返った。
(『ABEMA Prime』より)
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