ではなぜ、遺体発見から殺人と断定するのに1カ月を要したのか。県警は目立った外傷がなかったこと、持病が死因となった可能性を排除できなかったことを挙げた。
元京都府警科学捜査研究所の矢山和宏氏はこう見る。「現場で発見された当時というのは、着衣等に乱れがなかったり、顔面に鬱血や溢血点が認められなかった。アルコールの血中濃度が高かった等によって、一時は病死である可能性も否定できないということで解剖に回されたと思う。(その後)臓器や首の皮下組織を組織検査することによって、窒息という所見を出されたのかなと」。
矢山氏によると、解剖後に行われる組織検査の結果が出るまで数週間から1カ月ほどがかかるという。さらに、警察の検視において病死と思われた場合、解剖はしないとされる。ただし、死因が不明で他殺の可能性があれば解剖に回されるという。
今回、現場の状況から警察は他殺の可能性を排除できないとして動いていたのではとみる。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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