将棋の第12期叡王戦段位別予選・四段戦が9月30日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、片山史龍四段(22)が齊藤優希四段(30)に勝利した。
伊藤匠叡王(王座、23)への挑戦権を争う段位別予選が進行中。新鋭20人で争われる四段戦では、2025年4月にプロ入りした齊藤四段と同年10月に四段昇段を決めた片山四段が激突した。
昨年プロ入りとなった両者は、本局が初手合い。注目の一戦は片山四段の先手番で相掛かりの出だしとなった。ABEMAでテキスト解説を務めた佐藤慎一六段(44)は、「序盤から両者激しい変化に飛び込みました。恐らくお互いに研究のある形だったと思われます」とコメント。48手目の角打ちに対し、「先手はじっくりとした指し方に方針を切り替えたように見えます」と解説した。
さらに、「後手の齊藤四段も自分からは崩れず辛抱を重ねてチャンスを待ったのですが、片山四段の指し回しが完璧でほぼノーチャンスとなりました」とし、「この形の一つの定跡となるような将棋だったと思います」と結んだ。
この結果、片山四段は四段戦の準決勝に進出。初の本戦入りに向けて大きく前進した。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





