将棋界の新星が、ついにプロの壁にぶつかった。AbemaTV将棋チャンネル特別対局企画「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の第2局が19日に放送され、昨年10月に14歳2カ月で史上最年少プロ棋士となった藤井聡太四段(14)が、永瀬拓矢六段(24)に114手で敗れ、同企画で初の黒星を喫した。
 先輩棋士からの“変化球”に戸惑った。永瀬六段は後手番であれば、横歩取りが得意の戦法だ。ところがふたを開ければ、永瀬六段自身も「久し振りに振り飛車をやってみた」という、ゴキゲン中飛車を選択。これには藤井四段も「まったく予想していなかった」と、落ち着くまでに時間を要した。中盤以降は押し引きが続いたが、徐々にペースは永瀬六段に。終盤追い詰められると、藤井四段は思わず天を見上げるなど、苦しい表情が続いた。